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1/10-1/13の間ラスベガスで行なわれていた、世界最大の家電見本市「CES」、
新しいテクノロジーのトレードショーとして、日本でも話題にとなっていたことと思いますが、
この期間にぶつけて、「インドアGoogleマップ」でラスベガスのホテル内フロアマップが提供され始めました。
この「インドアマップ」は、アンドロイド携帯で利用できるアプリ「Googleマップ」の新しい機能のひとつで、
建物内での自分のいるフロアのマップ、そして別の階のマップなどが見られるもの。
昨秋からアメリカと日本で一部の空港やデパートなどで利用できるようになっていたのですが、
このたびラスベガスで、ホテル内のフロアマップが登場したというわけです。
ご存知の通り、ラスベガスのカジノホテルは何といっても広い!
そしてどこへ向かうにもカジノフロアを通らなければならない作りとなっています。
この広~いカジノフロア、林立するスロットマシンやポーカーテーブルの間をさまよっていると
方向感覚もかなり薄れてしまうんですよね。
たとえばカジノの中で、両替をしにキャッシャーに行きたいけど場所がわからないという時、
紙に印刷された「ホテルマップ」で探すことも多いと思いますが、
これだと行きたい場所の位置がわかっても、自分が今どこにいるのかがわかりづらかったりします。
このインドアGoogleマップだと、フロア内で今自分がどこにいるのかが一目でわかり、
行きたい場所との位置関係がつかみやすいのと、正しい方向へ進んでいるかがわかりやすい。
たとえて言えば、カーナビを持って歩いているような感じ。
左側の水色の部分は、ホテル正面、噴水ショーの行なわれる湖。
小さな青い矢印が私のいる場所です。
今は、コンサバトリー(ボタニカルガーデン)の前にいます。
ちなみにベラージオ・ボタニカルガーデンの現在の展示は、チャイニーズニューイヤーのお祝いがテーマ。
現在フロアマップを利用できるホテルは、シーザースパレス・パリス・プラネットハリウッドなどのジーザース系、
MGM・ベラージオ・モンテカルロなどのMGM系、そしてベネチアン・パラッツォなど、
ストリップ沿いの主要ホテルはほとんど網羅されているようです。
ホテル以外には、マッキャラン国際空港、ラスベガスコンベンションセンター、
そして大型家電ショップのBest Buy。
インドアマップが利用できる場所のリスト(英語)はこちらにありますが、
日本でも駅やデパート・ショッピングセンターなど結構いろいろな場所で利用できるようですね。
CESのコンベンション期間中は、会場であるコンベンションセンター内のフロアマップも
使えていましたので、もしかしたら日本からCES見学にいらした方の中には、
インドアマップをお使いになった方もいらっしゃるのでは?
ホテル内もさることながら、たくさんのブースが設置されているこういった大きなコンベンションでは、
このマップ、かなり役立つのではないかと思ったりします。
日本語に対応してくれるともっとわかりやすいのですけどね。