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アメリカでのおつまみ、これなくしては語れないかも – バッファローウィング。

石川 葉子

石川 葉子

アメリカ・ネバダ州特派員

更新日
2011年5月30日
公開日
2011年5月30日
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明日月曜日(5/30)はメモリアルデーの休日なので、こちらはただ今三連休の真っ只中。

そしてこの日を境にオフィシャルに夏の始まりです!

さて、特にこの週末は国内からの旅行者も多く、昼間のアウトドアから夜のクラブシーンまで、

山盛りのイベントが進行しており、今日も明日もラスベガス中で大量のビールが消費されるのでしょう。

ビールと言えば、おつまみ♪

ラスベガスだと、ちょっとお洒落なお店は別にして、町のバーや家飲みの場合、

チップスやサルサ、カラマリ(イカ)のフライにマリナラソースを添えたものなどをつまむことが多いと思いますが、

スポーツバーなどで必ずメニューにある、バッファローウィングもそのひとつ。

バッファローウィングというのは、チキンウィング(鶏の手羽先・手羽元)の唐揚げに

辛いソース(ホットソース)をからめたもの。

チキンウィングの唐揚げ自体はもともとアメリカ南部のポピュラーな食べ物でしたが、

これにホットソースを絡めるというスタイルを編み出したのが、バッファロー(ニューヨーク州)のとあるバーだったため、

バッファローウィングという名前になったのだとか。

普段はもとより、特に秋から冬のフットボールシーズンになると、

もう「テレビでフットボール観戦の週末」イコール「山盛りのバッファローウィング」という図式が出来上がっているくらい、

ポピュラーというかなくてはならないビールの友。

ちなみに、今年のスーパーボールウィークエンド には、アメリカ国内で10億本以上のチキンウィングが消費されたそうです!

(The National Chicken Council による)

スーパーボールウィークエンド:アメリカ最大のスポーツイベントであるアメリカンフットボールの優勝決定戦が行なわれる週末で、

今年は2/6の週末でした

そのまま食べても良し、でもさらにディップ用にブルーチーズドレッシングやランチドレッシングがついてくる場合がほとんど。

ドレッシングの味で、辛さが調和されるってことですね。

バッファローウィング専門のファーストフード店も数多くあり、たとえばラスベガスに2軒あるここ「Chicken Bonz」では、

14種類ものホットソースを選べるのがウリモノ。

ファーストフードのバッファローウィングは、結構脂っこくてソースがべとべとして閉口することも時々あるのですが、

ここのウィングはさくっとした仕上がりで、好きなタイプ。

上からDamn Mistake(超激辛)、Damn Hot(激辛)、Hot(ふつうの辛さ)、ミディアム、マイルド、

と、ここまではよくあるソースですが、それ以外にテリヤキソースやスイート&サワー(酢豚みたいな甘酢系)、

スィートチリガーリック、オリエンタル・セサミ(ゴマ風味)などアジア系のソース、

そしてTeri-Q(ハワイのテリヤキソース)まで揃っています。

真っ赤なソースには、ハバネロやハラペーニョを始めとしたあらゆる唐辛子がミックスされているそう。

オーダーしたらお店のお兄さんが、「ほんとに?大丈夫??」と心配して、わざわざソースの味見をさせてくれたくらい辛い。

きちんと風味があっておいしいのだけど、3本食べた時点で唇がひりひりしてきました!

ラテン系のホットソースとはまた違った辛さの、アジアのポピュラーなホットソースです。

Damn Hotに比べたら辛さはカワイイもの。

思う存分飲めるので、安心して(!)Damn Hotソースのウィングもがんがん食べられる、かな?もちろんお店で食べるだけでなく、家でもカンタンにおつまみが作れるように、

バッファローウィング用の様々なソースがスーパーで売られていたり、

Claim Jumper やT.G.I. Friday'sなど、おなじみレストランのウィングもスーパーの冷凍食品コーナーで手軽に買えます。

ということで、アメリカのビールシーンには欠かせないバッファローウィング。

辛いもの好きな方、アメリカで飲む機会には、ぜひおひとつどうぞ。

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