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ちょっと前にこちらで「ラスベガスは昨年フードトラック元年を迎えたような・・・」なんて書いていたのですが、
今年に入って、その人気は勢いを増し続けています!
先日、ダウンタウンに近い「Costco Business Center」 (コスコ(日本だと「コストコ」)の業者向けのお店)のパーキングで
フードトラック・ロデオ なるイベントがありました。
ハンバーガー・BBQ・ピザ・パン・スロッピージョー(ホットドッグやハンバーガーの中身がミートソース風になった定番メニュー)から
アイスクリーム・シェイブアイスなどのデザートまで、きっちり揃っています。
ひしめきあうトラックの合間を、家族連れや友達同士のグループが
それぞれ好きな食べ物を手にして歩き回っていました。
こちらは初めて遭遇したフィリピン系BBQトラック。
実はフィリピン料理、結構好きなものが多かったりします。
BBQと銘打った串刺しグリルは好物なのでトライしたかったのですが
なんと、この日はすでに売り蹴れ続出でした。
一説には現在20台ほどのフードトラックが動きまわっているようで、
こういったイベントも続々と催されており、テレビ局を始め、新聞、フリーペーパーなどで
話題にのぼることも多くなりました。
そしてラスベガス的フードトラックイベントのすごいところは、ほのぼのファミリー向け、
ノリのいい夜のイベント、どちらにもさくっとはまるところなんじゃないかと思います。
ということで、コスコでのイベントが家族向けとすれば、その対極にあるのが、3月から始まった「Vegas StrEats Festival 」。
こちらは、ダウンタン・フリーモントエクスペリエンス東側の通りにある、
ちょっと時が止まったようなカジノホテル「El Cortez」の駐車場にフードトラックが集まる深夜までのイベント。
初回のあまりの盛況ですぐに続投が決まったようで、しばらくは毎月第2週の土曜夜に開催される予定だとか。
夜のイベントなので、DJあり、エンターテイメントあり。
混雑時には各フードトラックとも45分から1時間待ちの列だったそうです。
実はこのあたり(イーストフリーモント)は、最近新しいバーがいくつもオープンしているのですが、
このイベントはそういった地域全体の盛上がりにも一役買っているんですね。
コドモからオトナまで、何がこんなにたくさんの人たちを惹きつけるのでしょうか?
・・・やっぱりおいしいモノ・それから会話があることかな。
鮮やかなペイントのトラックに囲まれたひと時を過ごすのは絶対楽しいし、
普段あまり目にすることのない食べ物も気軽にトライできるってこともあるかもしれないですね。
そういえば、日本のお祭りでずらーっと並んだ屋台の間を、たこ焼き片手にそぞろ歩くのに似ているかもしれません。
ここラスベガスでのフードトラック達は、コミュニティを巻き込んでどんどん渦が大きくなっているようで、
この先、どんな風に発展していくのか楽しい興味がつきないところです。
■これまでの記事
○ラスベガスのフードトラック事情 [February.2011]