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ギネスに認定された世界一高い薪を燃やす夜

田川 敬子

田川 敬子

スペイン特派員

更新日
2015年1月15日
公開日
2015年1月15日
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カトリック教会では、1月17日を聖人大アントニウスの日と定められています。

スペイン語では聖アントニオ。動物の守護聖人として人気があります。

聖アントニオは、バレンシア市内から車でも電車でも1時間ほど離れた小さな町カナルスの守護聖人。

カナルスでは毎年この時期にお祭りがあり、16日の夜にはサン・アントニオ・アバ教会の前で

ギネスブックで認定された世界一の高さの薪を燃やします。高さはおよそ20mあり、火が点くと迫力満点。

<左:ただいま準備中、右:昨年撮った燃えさかる様子>

21時の点火前に、多くの人が薪のまわりをグルグルと3回まわります。なんでもそうすると1周ごとに1つ、

合計3つの願い事が叶うと言われているそう。私も会ったことがある友人の友人は、『出会い、結婚、

出産』を願い、なんと1年以内に全部叶ったというエピソードを持っています(3番目の出産は1年以上

経ってからでしたが)。

バレンシアからカナルスは近郊線C2で1時間の距離。ラルクディア・デ・クレスピンズ(L'alcudia

de Crespins)駅から教会前の広場までは歩いて15分ほどです。バレンシア行きの終電が22:05に

ありますので、21時の点火後燃えるところを見てからでも間に合います。

但し、これに乗り遅れると帰れなくなるのでご注意を!!

サン・アントニオ・アバ教会と駅の地図はこちら

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