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3月19日の夜、バレンシアでは770のファジャ(火祭り最終日に燃やす可燃性のオブジェ)が灰になりました。
金額にすると、670万ユーロ相当があっという間に消えた計算になるとか。現在のレートで考えると、
なんと9億円超え!!
毎年アジアンテイストなファジャはいくつか見かけますが、今回は日本スペイン交流400周年記念事業に
正式に登録されたものが2つありました。
1つは子供の部のファジャで、アニメのキャラクターや日本食、日本文化に関するものがふんだんに
ちりばめられていて、とてもかわいかったです。マドリーの日本大使館の方も着物姿の娘さんを連れて
見にいらしたそうで、その様子が先日ご紹介した火祭りアーティストのラモンさんのブログに出ていました。
バレンシアの民族衣装を着た女の子たちの中に、着物姿の日本人の女の子がいる様子がとても
微笑ましいですね。
もう1つは、祇園祭の鉾からインスピレーションを得たというファジャ。まわりにはサムライや闘牛士、
なぜかマジンガーZのニノット(人形)もありました。このマジンガーZは評判がよく、燃やすのは忍びない
ということで、ここの火祭りグループ内で永久保存することになったそうですよ。
このように火祭りというバレンシアの伝統的なお祭りを通して、日本を意識してもらえることは嬉しいですね。
女の子がいるこんなのも見かけました(手前の橋の上)。
バレンシアの民族衣装を着た男の子と愛を語らっている風で
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