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小樽は、北海道でも代表的なガサエビ(シャコ)の産地です。
北海道内で春に行われているシャコ漁ですが、春と秋の年2回、シャコ漁を行っているのは小樽だけ。
さらに小樽産シャコは、特にサイズが大きいことでも知られ、特大サイズでは全長20cm、重さ50gのものもあるそうです。
10月・11月・12月に小樽を旅行の際は、絶品大ぶりのシャコをご堪能ください。
市場で売られているシャコ↑。
春漁(4月~6月)は熟した卵を持った子持ちシャコが目玉ですが、秋漁(10月~12月)は、脱皮後の身入りがよいシャコが目玉です!
シャコは小樽前浜で刺し網漁で水揚げされ、丁寧に一尾ずつ網からはずされた後、鮮度を落とさないようすぐに塩茹でされます。
蒸したり、焼いたり、汁物にして食べます。
お寿司屋さんではネタにもなってますね。
ちょうど開催されていた「おたる産しゃこ祭」で販売していた「焼きシャコ」↑(3尾400円)。
見かけのインパクト同様、味もコクと甘味に驚きます!
例えると、毛ガニをさらに濃厚にしたような味です。
立派な足と殻があるので、食べるときはハサミで頭と両サイドを落としてから殻をむきます。
尾の部分にはミソが入っているので、切り落とさないように要注意です!
貝の殻も割るというシャコの立派な足。
殻剥きに奮闘しながらも(数尾剥くと慣れます)、この濃厚な味は食べるに値します。
市場では浜茹でシャコをメス10尾1200円くらい、オス10尾720円くらいで販売しています。
この時期、小樽の飲食店でもシャコのメニューを見つけたら、ぜひトライしてみてください。
個人的には、焼きシャコや蒸しシャコと白ワインの組み合わせもオススメです。