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札幌を代表する観光名所のひとつに「北大のポプラ並木」があります。
日本で最も有名なポプラのひとつですね。
北海道大学は敷地面積が約177万㎡と広大です。
その広さは地下鉄南北線さっぽろ駅付近から、北12条駅、北18条駅過ぎまでの3駅にまたがっているほど。
そして構内は緑がいっぱいです!
今回は地下鉄南北線「北12条駅」から徒歩約5分の「北13条門」から出発しました。
北13条門からまっすぐ200mほど続くイチョウ並木の若葉です。
秋の黄金色も美しいですが、新緑のイチョウもなかなかきれいです。
イチョウ並木から構内を南北に走る「中央道路」に出て北へ10分ほど歩くと・・・。
ポプラ並木!
理学部のそばです。
2004年9月、台風18号でポプラの半数近くが倒壊してしまったのですが、若木を植えたりして現在に至ります。
若木も大分大きくなっていますね。
そして今回紹介したいポプラ並木のすぐ隣にある花木園(かぼくえん)。
花き・造園学の教育実習のための植物園で、北海道で見られるさまざまな植物が自然に近いかたちで植えられています。
入り口には新渡戸稲造博士顕彰碑。
北海道大学(札幌農学校)設立(1876年)120年を記念した碑です。
五千円札にもなっている新渡戸稲造博士は北海道との縁が深く、札幌農学校第二期制として入学し、後には同校教授も勤めました。
野原でよく見かけるシシウドと北海道の花ハマナス。
北海道には、ハマナスを市町村の花に指定している市町が10以上もあります。
赤くなる前の青いハマナスの実がなっていました。
木道を進むと奥に池がありました。
若い緑の葉の中に白い花が満開です。
キイチゴのような赤いおいしそうな実が落ちていました。
入り口に戻ってくると、新渡戸稲造博士の碑の傍にも紫の可憐な花が咲いていました。
どこからか羊の鳴き声も聞こえて、のどかな気分!
花木園のすぐ隣の草地に鳴き声の主がいました。
羊たちは一心不乱に草を食べていて、ちっとも顔を上げてくれませんでしたが!
札幌駅からわずか徒歩20分ほどでたどり着けるプチ森林浴スポットです。
ハイキング気分で、短時間でも北海道の自然を感じられる場所のひとつです。
【北海道大学 ポプラ並木・花木園】
札幌市北区北11条西10丁目(北海道大学構内)
アクセス: JR「札幌駅」北口下車徒歩約20分
地下鉄南北線「北12条駅」下車徒歩約15分
駐車場: 無し
問合先: 北海道大学(TEL:011-716-2111)
http://www.hokudai.ac.jp/