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レトロで素敵な紅茶「トワイニング」の本店

小野 雅子

小野 雅子

イギリス特派員

更新日
2015年1月4日
公開日
2015年1月4日
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最近はコーヒーも大人気のイギリスですが、やっぱり紅茶も愛され続けています。お土産やプレゼントには、高級店「フォートナム&メイソン」や「ハロッズ」の美しい缶入りリーフ・ティーも素敵ですよね。

でも庶民が日常的に飲んでるのは、圧倒的にティーバッグ式!スーパーに行くと「PGティップス」や「テトレー」等の人気銘柄がずらずら~っと棚一つを占めて並んでいて、どれにしようか迷うくらいです。

私もマグカップになみなみと濃い紅茶をティーバッグで淹れてから牛乳を足す、ミルク・ティーが大好き!特に朝などは、眠けを覚ましてくれる濃ゆいめ~の紅茶が好みで・・・

そんな時に愛飲しているのは、テイラーズ・オヴ・ハロゲイト社の「ヨークシャー・ティー(ゴールド)」。同ラインアップにはゴールドの他にレッドやグリーン等もあって好みにもよりますが、味と香りはゴールドが一番良いと思います。

でも午後になると、ミルク抜きで紅茶本来の味と香りを楽しめる、ストレート・ティーが飲みたくなります。きっと紅茶には、アロマセラピー的な効果も大きいんでしょうね♪

そんな時には、ダージリンやアール・グレイを飲む事が多いのですが・・・こちらの写真にあるトワイニング社の本店は、観光としてもお勧めしたいスポット。

それは王立裁判所の相向かいで、ストランドという大通りに面しています。300年以上も昔の創業時からずーっとここで商いを続けている老舗なのですが、間口がとっても狭くて目立たないので、うっかり通り過ぎちゃうかも?ドアの上にある、このユニークな彫刻を目印にしてくださいねー。

間口は狭いけど、ずずずーっと奥行きのある細長い店舗なのです。

スーパーで見かける商品だけじゃなく、ものすごい種類の紅茶が並んでいて壮観!色んな紅茶を試飲しながら、ゆっくり時間をかけて好みの紅茶を選べるのが良いですよね。

お店の奥には歴史を物語るミニ博物館のような一角もあるので、紅茶ショッピング以上の充実感が味わえます。

創業者のトーマス・トワイニングが、ここにお店を持ったのは1706年。今はもう、荷馬車やトップハットを被った紳士達の姿はないけれど・・・300年前に紅茶の商いで賑わっていた当時の様子が、目に浮かぶような気がしませんか?

R. Twinings and Co Limited & The Twinings Museum

216 Strand

London WC2R 1A

Tel 0207 353 3511

http://www.twinings.co.uk/about-twinings/216-strand

最寄り地下鉄駅:テンプル(またはチャンセリー・レーン)

営業時間

月-金 9.30-19.30

土 10.00-17.00

日 10.30-16.30

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