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はじめまして!南極・北極特派員としてレポートさせていただくことなりました、KTぺんぎんです。まだまだ認知度の低い南極・北極旅行や南極・北極の魅力をお届けしたいと思います。これからどうぞよろしくお願いいたします。
今回は初回ということで、南極の基礎概要をお送りします。
南極旅行への行き方は?:
ほとんどの方がアメリカ経由でアルゼンチンまたはチリへと入国します。
アメリカン航空やデルタ航空、日本航空、全日空、カナダ航空などで日本を出発して、アメリカやカナダで乗り継ぎしてブエノスアイレスやサンチャゴへ。
その後、アルゼンチンの最南端ウスワイアへ国内線(アルゼンチン航空)に乗り継ぎます。
または、チリの最南端プンタアレーナスへ国内線(ラン航空)に乗り継ぎます。
*アメリカ経由の場合は、ESTA申請を忘れずに。
南極にいくにあたって必要なことはあるの?:
南極訪問には、環境省に届出が必要となります。
よく、現地に行って安いツアーを探して南極旅行に参加する人がいるようですが、必ず南極旅行出発前までに環境省への届出を提出しなければ罰金が科せられます。印鑑が必要で、原本の提出となります。南極訪問にはパスポートは必要ありませんが、アルゼンチンやチリの出国手続きが必要となりますので、必ずパスポートの携帯が必要となります。
南極旅行は、日本から予約を済ませてから出かけましょう。安全でしかも確実です。
南極旅行はどんなコースがあるの?:
大きく分けて2つ。航空機で行くかまたは船でいくかです。
航空機で行く利点は、時間を短縮できること。しかし、天候によってスケジュールが変更となる場合があります。南極半島フライ&クルーズコースは、途中まで飛行機で行き、船に乗り換えます。南極半島周辺への観光は、船となります。
または、南極大陸内への旅行コースがあります。航空機で南極大陸へ一気に飛び、南極点旅行やビンソンベースキャンプ、南極アイスマラソンコース、皇帝ペンギンコースなどのダイナミックな南極旅行を体験できます。時間と旅行費用に余裕がある方に最適です。
船で行く南極半島旅行は、一番人気のあるクルーズ旅行です。ほとんど南極旅行と言えばアルゼンチンのウスワイアから船に乗っていく11,12日間コースが一般的です。
航空機で行く場合は、チリのプンタアレーナスから出発します。
人気コース:
1)南極半島コース(サウスシェットランド諸島と南極半島) ウスワイア発着
2)南極圏まで南下する南極半島とサウスシェットランド諸島 ウスワイア発着
3)フライ&クルーズコース (サウスシェットランド諸島と南極半島)プンタアレーナス発着
4)フォークランド諸島、サウスジョージア+南極半島コース ウスワイア発着
5)航空機で行く南極大陸旅行
(南極点旅行、皇帝ペンギンコース、ユニオングレッシャー基地周辺コースなど)
※各コースの詳細や見どころは後でご案内します。
南極大陸行き飛行機は、離発着地に大きなモニターでその様子をご覧いただけます。自然の青氷の滑走路は大陸内だからこそのダイナミックさです。