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この度、地球の歩き方イタリア、ラ·スぺツィア特派員ブログを担当させて頂くことになりました。
大学生時代にイタリアの国に憧れ卒業後友人と観光旅行をしたのをきっかけに、留学を本気で考え始め、当時中学の教員をしながら少しずつ準備をし、数年後イタリアミラノへ念願の留学を果たしました。その時に持参したのが忘れもしない(地球の歩き方、イタリア)の本でした。
当時、イタリアでは、携帯電話を持っている人はまれで、インターネットも現在のように普及されていませんでした。唯一、頼りになるのは、ガイドブックや地図でした。
私のバックの中には必ずこの本があり、どこの場所に行くときにもいつも一緒で、特にミラノからの一泊旅行や、日帰り観光に行くときには必ず持参し、急に雨が降ってきたときには傘代わりにもなってくれて、ボロボロになるまで使いました。この本には本当にお世話になりました。
その私が、ご縁があってこの仕事をさせて頂くことになり、とっても嬉しい気持ちでいっぱいです。
ラ·スぺツィアの街には、去年の夏から住み始めましたので、私自身フレッシュな気持ちで、このブログと一緒に現在のラ·スぺツィアの街やその近辺の様子をお届けし、この土地に慣れ親しみたいと思っています。
どうぞよろしくお願いします。
さて、最初は何から書こうかなあと考えた末に、私が新しい街に行った時には時間がなくても
必ず訪れるドゥオーモ(町の一番重要な教会のこと)をご紹介します。
理由は、初めましてよろしくお願いします!というご挨拶と、無事に楽しく観光ができますように!
と祈りに行きます、もし開いてなくても軽くお辞儀をして前を通ります。
やっぱりその土地の一番大きい教会ともなれば、街を守っているだろうし、なんといってもパワーが頂けると思うからです。
さて、ラ·スぺツィアの街のヨーロッパ広場にあるドゥオーモ、もともとは、古代サンタマリアアスンタ教会が街の重要な教会でしたが、新しい教区を確立するために大聖堂の建設を考えて、第二次世界大戦などで中断しながらもようやく1975年に宗教的な建物の記念碑を強調するために広大なヨーロッパ広場へ場所を移し、王キリスト大聖堂と名付けられました。
正直初めて見た時にはこれが本当にドゥオーモ?と思ってしまうほど!
ドーム(円形)の形をした外装でとってもモダンです。
中心の十字架は18世紀に木製で作り上げられたのものです。
内装はイタリアで大理石といえば(カラーラの大理石)が有名ですが実はラ·スぺツィアとカラーラは隣町でもありここでもやはりこの大理石が使われていました。
堂々とした建物の外観、内部は広大なドーム(直径50メートル)があり、使徒を象徴する12の強大な柱で支えられています。白い大理石の中央祭壇は彫刻家リーアゴダノの作品によるものです。
名前 王キリスト大聖堂 ラ·スぺツィアのドゥオーモ(Cattedrale di Cristo Re, Duomo della Spezia )
拝観 年中無休 午前中8時30分から12時まで
午後15時30分から18時30分まで
住所 ヨーロッパ広場とヴィットリオ·ヴェネト通り付近 (Piazza Europa e Via Vittorio Veneto)
電話番号 0187-739809
ケイコ