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追悼デイヴィッド・ボウイー「ジギー・スターダスト」の記念盤がある裏通り

小野 雅子

小野 雅子

イギリス特派員

更新日
2016年1月27日
公開日
2016年1月27日
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去る1月10日に享年69歳でこの世を去ったイギリス音楽界のスーパースター、デイヴィッド・ボウイー。特に70年代から80年代を中心に斬新かつ独自の音楽スタイルで人々を魅了し、その後のミュージシャン達に多大な影響を与えました。

彼の訃報は各メディアを通じて世界中に報道されましたが、特にイギリスでは新聞・雑誌は相次いで彼の追悼号を発行。

本名デイヴィッド・ジョーンズとして東ロンドンのブリクストンで生まれた彼のために、ブリクストン駅前の一角には彼の肖像画が壁一面に描かれ、沢山のファンが花束やキャンドルを供えました。

かく言う私も高校時代の親友がボウイーの熱烈なファンだった事もあり、彼の音楽をよく聴いていました。そして数々の印象的なアルバムの中に、1972年にリリースされた「ジギー・スターダスト」(原題:THE RISE AND FALL OF ZIGGY STARDUST AND THE SPIDERS FROM MARS)があります。

当時のボウイーはその音楽世界に合わせて架空の人格を創りあげて演じるというスタイルのパフォーマンスも多く、異星人ジギーもそのひとつ。

そのアルバム・ジャケットの写真でボウイーが佇んでいた場所には、ジギー・スターダストの記念プレートが掲げられているんですよ。場所はヘドン・ストリート23番地、大通りのリージェント・ストリートから入る脇道です。

ロンドン各所には、各界の有名人ゆかりの地にその人の名前や生年を記したプレートが掲げられていますが、2012年に設置されたこちらもその一種。架空の人物では名探偵シャーロック・ホームズに次いで二番目なのだから、ボウイー演じたジギーの人気ぶりが伺えますね。

ブリクストン駅前ほど大規模ではないけれど、ここにも人々が立ち寄って彼を偲んだり花を供えたり・・・。レストランやカフェが立ち並ぶ通りなので、食事やお茶などに立ち寄る機会があったら、是非このプレートも見てみてくださいね。

アドレス:23 Heddon Street, London W1B 4BQ

最寄り駅:ピカデリー・サーカス

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