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皆さん、こんにちは!
ここイタリアはすっかり寒い日が続いています。さて、冬のイタリア料理に欠かせない料理とは?!皆さんピーンとくるのはミネストローネだと思いますが、実は、1月は魚貝類の料理でコッツエ(ムール貝)が一押しなのです!!!
リグーリア州では、コッツェのことをムスコリといいます。土地によって呼ぶ名前が違うので、最初住み始めた時には少しびっくりしました。なぜなら、ムスコリとは、イタリア語で普通は、筋肉のという意味なのです。
そうか、魚貝の筋肉を食べるのね!と思っておきましょう!(笑)
さて、このムール貝イタリアでは、アール(r)の付いた月は美味しくないといわれています。(ちなみに牡蠣は逆で(r)の付いた月は美味しいそうです!)
他の国とは若干違います。
アールの月とは、2月、3月、4月、9月、10月、11月、12月です。
イタリア語で書きますと、
Febbraio,Marzo,Aprile,Settembre,Ottobre,Novembre,Dicembre になります。
なので、アールがない月、すなわちムール貝が美味しい月は、1月、5月、6月、7月、8月です。
イタリア語で書きますと、Gennaio,Maggio,Giugno,Luglio,Agosto. になります。
ですので、今月はムール貝の美味しい月プラス、今日は満月なので、大きな身の締まったムール貝が食べられると言われています。
早速、私も今月はお財布に優しいこの美味しいムール貝を何度も買いに行きました!(笑)
冗談だと思いましたが、本当に身が締まっていて普段より大きくて美味しかったです!
今回は、ムール貝のリングイーネを料理しました。
ムール貝はボンゴレよりかなりお安く、1キロ3ユーロから4ユーロで買えます。
ボンゴレは、何時間かお水につけて砂トリをしますが、ムール貝はイタリアでは、大抵汚れたまま売っていますので、周りをしっかり洗う必要があります。それにだいたい30分ぐらいかかりますが、安くて美味しいので、準備をするのは平気になりました。最近の大型スーパーや、お魚屋さんには、ムール貝自動洗い機があって、頼むと洗ってくれますが、100セント綺麗にはなりませんし、カラが割れたりするのであまりお勧めできません。一つ一つたわしか、専用のスチールウールで洗ってくださいね!
ワイン蒸しをし
プチトマトを入れて
出来上がり!
ほら、ムール貝の身が大きいでしょ!
今日、イタリアに居る方は是非ムール貝料理がお勧めです!
ケイコ