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昨年のソウル市民の1世帯当たりの月平均収入が発表されました。
ソウル市が昨年の経済・社会・文化・教育などを分野別に調査・分析して発表したもので、
その統計によると昨年のソウル市民の1世帯当たりの月平均所得は320万5000ウォン(約413,000円)で2005年度に比べて2.8%増加し、支出は259万1000ウォン(約334,000円)で2.3%前年より伸びています。
支出の中で、食費や住居費、交通費、通信費などは月平均220万ウォン(約283,500円)で前年度に比べて1.4%増とあまり変化がなかったものの、税金や年金、保険などに支払われた金額は39万1000ウォン(約50,000円)で2005年度の36万5000ウォン(約47,000円)比べ7.4%増加したそうです。特に税金が前年度に比べて19.4%も増加し、財産税の15.2%増が大きな影響となってるようです。
たまに‘〜の会社は年棒いくらぐらいだ’という話しも聞いたりして最近の韓国の大企業や公共企業の年棒の高さに驚かされることもあったのですが、ソウル市民の平均収入が以外に高いのに以外にびっくりしました。一人当たりの年棒も高くなっている上、共働きしている人も増えてきているからかもしれません。
また目を引いた内容では、海外旅行や語学研修、留学などで海外に出る人たちが増え、パスポート発行件数が96年度一日平均2591件に比べ、昨年は4575件と2倍に増えたようです。海外旅行が一般化しつつあり、また子供の海外留学に対する関心の高さを示しているようです。
住んでいて感じるのは、地元の人のお金に対する関心の高さ。お金に関心のない人はいないと思いますが、若いうちから‘財テク’といって株や不動産などを利用してどのようにお金を増やしていくのか考えている人が多く、よくそんな話しを聞くとそこまでしなくてもと思う一方、ボーっとしていられないのではとも思う日々です。