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オロロンラインをドライブ~道北、羽幌・初山別・遠別+新十津川

市之宮 直子

市之宮 直子

北海道特派員

更新日
2014年10月16日
公開日
2014年10月16日
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札幌から北へ約180km、「日本海オロロンライン」沿いの羽幌町で宿泊。

翌日、さらにオロロンラインを北上しました。

北海道の日本海側、小樽市から天塩郡天塩町までの

国道5号・国道231号・国道232号を「日本海オロロンライン」と呼びます。

北海道の西側、日本海側なので、日本海に沈む夕日が美しいことで有名です。

写真↑は、道の駅「ほっと・はぼろ」の近く、

オロロンラインから見た天売島(左)と焼尻島。

切り立った断崖が特徴の海岸線。

道東でよく目にするエゾシシウドもたくさん見られます。

こちらは「ニオ積み」。

豆類を乾燥させるとき、このように積み上げ、

雨よけにビニールの帽子をかけています。

北海道の秋の風物詩ですが、最近は少なくなってきたとか。

広大な十勝の畑に連なるニオ積みはしばしば見ますが、

道北では初めて目にしました。

羽幌町から約25分(24km)、隣の初山別村(しょさんべつむら)に到着。

道の駅「☆ロマン街道しょさんべつ」の敷地内にある「みさき台公園」です。

金比羅岬に位置するみさき台公園の「金比羅岬灯台」。

5月から10月まで利用できるバンガローもあります。

敷地内のキャンプサイトに咲く季節はずれのタンポポ。

みさき台公園には日本最北の天文台「しょさんべつ天文台」があります。

大きな望遠鏡で、雲の合間から顔を出した太陽を見せてもらいました。

なんと太陽のフレアを見ることができました!

【しょさんべつ天文台】

北海道苫前郡初山別村豊岬153-7

TEL: 0164-67-2539

開館時間: 木~月曜日 4/1~9/30 10:00~21:00

10/1~3/31 10:00~19:00

水曜日 10:00~17:00

休館日: 火曜日

入館料: 高校生以上200円、小中学生100円、幼児無料

冬季休館: 12/1~2月末まで

雨が降ってきたオロロンラインを遠別町まで走りました。

遠別町といえば「ハヤシ屋野村」さんのお菓子。

シュークリーム、ブッセ、マドレーヌなど、スイーツ各種ありますが、

一番のおススメは「たわら最中」。

遠別町は札幌から約230km。

日本最北の米(もち米)産地です。

もち米をやわらかく加工した特製のもちを、

餡でくるんだ俵型のお菓子で、

特産の小豆と白豆を使った黒餡・白餡の2種類。

ほどよい甘さともちの食感がおいしいです。

【ハヤシ屋野村】

天塩郡遠別町本町3丁目

TEL: 01632-7-2075

営業時間: 8:30~19:00

定休日: 日曜日

遠別町から折り返し、一路札幌へ。

振り出した雨が激しくなり、前日に続き雨のドライブになりました。

それでも米どころ、新十津川町に入ると、

黒い雲から暑寒(しょかん)連峰に沈む夕日が見え始めました。

夕暮れ前のひととき、夕日が稲穂を照らします。

最後には、東の空、幌内山地の上に特大の虹。

日本海オロロンラインは、海の景色・山の景色、どちらも楽しめました。

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