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「暑さ寒さも彼岸まで」。
京都の西の山々が連なる、洛西・大原野。
秋の約束の日に合わせたかの様に、彼岸花が咲いています。
彼岸花・・近くで見ると赤い小宇宙の様に綺麗です。
彼岸花咲く田園風景を見ながら、正法寺さんに入りました。
《正法寺》
◎ 京都市西京区大原野南春日町1102
◎ アクセス JR京都線「向日町駅」からバス「南春日町」~徒歩10分、
JR京都線「桂川駅」からバス「西竹の里町」~徒歩20分
◎ 駐車場 有り
◎ 拝観時間 : 9:00~17:00 300円
寺院の春の日、石庭に咲く紅枝垂れの一本桜が綺麗でした。
正法寺さんは、西山の山麓に建つ寺院。
桜の向こうには京の街、その後方には東山連峰が見えます。
今、一本桜の紅枝垂れ桜は緑の葉が綺麗です。
こちらは、池の風景。
正法寺さんの書院の間には、素晴らしい襖絵があります。
大原野で活動されていた日本画家・故西井佐代子さん(1947-2000)の
描かれた「西山賛歌」です。
自然豊かな西山の景色が描かれています。
書院から本堂に移り、廊下からの眺め。
秋晴れの空が広がっていました。
本堂にある坂村真民さんの詩。
「何が 一番いいか
花が一番いい
花のどこがいいか
信じて咲くのがいい」
寺院からの帰り道・・あぜ道には、
秋の約束を守るかの様に、彼岸花が揺れていました。