キーワードで検索
真如堂に萩の花が咲き始めました。
真如堂は、左京区浄土寺真如町にある、比叡山延暦寺を本山とする
天台宗の寺院で、寺名を真正極楽寺と言います。
真如堂の秋は、本堂や山門、三重塔周辺に植えられている数十株の
萩の花から始まります。萩は、秋の七草の一つとして知られ、
静かな佇まいの真如堂にとても似合います。
三重塔と青もみじと萩の風景。
真如堂の萩は、9月の終わり頃までが見頃で、秋の紅葉が始まる頃には、
静かに散って行くそうです。
参道横には、朝顔が咲いていました。
この夏は雨ばかりの京都でした。
九月半ばになって、ようやく季節本来の気候に戻ったみたいです。
青空と朝顔に見入ってしまいました。
今の青もみじは、美しい緑色です。
真如堂の紅葉は、これから季節が進んだ11月の始め頃から始まります。
境内を彩るのは、イロハカエデやモミジや、銀杏等の木々・・・
その華やかさは、真如堂の静かな佇まいを一変させる程の美しさがあります。
11月、後半頃からの”紅葉前線”は、表から次第に奥の方へと移り、
本堂裏へと移って行きます。
本堂裏では、12月でも美しい紅葉が楽しめます。
そして、晩秋の境内には次々と舞い落ちる、
散り紅葉の世界が広がり、紅葉は地上で最期の美しさを見せてくれます。
行く秋が心に沁みる・・・・そんな景色が広がる真如堂の晩秋です。
真如堂の秋が、ゆっくりと始まっています。
これからの紅葉が楽しみです。