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真如堂の秋が、ゆっくりと始まっています。

Akio

Akio

京都特派員

更新日
2014年9月18日
公開日
2014年9月18日
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真如堂に萩の花が咲き始めました。

真如堂は、左京区浄土寺真如町にある、比叡山延暦寺を本山とする

天台宗の寺院で、寺名を真正極楽寺と言います。

真如堂の秋は、本堂や山門、三重塔周辺に植えられている数十株の

萩の花から始まります。萩は、秋の七草の一つとして知られ、

静かな佇まいの真如堂にとても似合います。

三重塔と青もみじと萩の風景。

真如堂の萩は、9月の終わり頃までが見頃で、秋の紅葉が始まる頃には、

静かに散って行くそうです。

参道横には、朝顔が咲いていました。

この夏は雨ばかりの京都でした。

九月半ばになって、ようやく季節本来の気候に戻ったみたいです。

青空と朝顔に見入ってしまいました。

今の青もみじは、美しい緑色です。

真如堂の紅葉は、これから季節が進んだ11月の始め頃から始まります。

境内を彩るのは、イロハカエデやモミジや、銀杏等の木々・・・

その華やかさは、真如堂の静かな佇まいを一変させる程の美しさがあります。

11月、後半頃からの”紅葉前線”は、表から次第に奥の方へと移り、

本堂裏へと移って行きます。

本堂裏では、12月でも美しい紅葉が楽しめます。

そして、晩秋の境内には次々と舞い落ちる、

散り紅葉の世界が広がり、紅葉は地上で最期の美しさを見せてくれます。

行く秋が心に沁みる・・・・そんな景色が広がる真如堂の晩秋です。

真如堂の秋が、ゆっくりと始まっています。

これからの紅葉が楽しみです。

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