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祇園白川、秋の日の舞妓さん。

Akio

Akio

京都特派員

更新日
2014年11月9日
公開日
2014年11月9日
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祇園白川です。

八日は、祇園を愛した歌人・吉井勇さんを偲ぶ

「かにかくに祭」が行われました。

昨年も、かくかくに祭を見に来ましたが・・・

一年と言う、月日の流れが早く感じます。

白川沿いの、枝垂れ柳と石畳の道には沢山の人。

紅葉が進む白川には、鴨が泳いでいました。

かくかくに祭とは、祇園町をこよなく愛された吉井勇さんを偲び、

芸舞妓さん達により、白菊が手向けられる日です。

歌碑には吉井さんの、かくかくにの歌。

「かにかくに 祇園はこひし 寝(ぬ)るときも 枕のしたを 水のながるる」

この詩を書かれた吉井勇さん(1886-1960)は、明治-昭和時代の歌人,劇作家,

小説家。素晴らしい才能と共に、祇園町をこよなく愛した方でした。

歌碑に白菊を手向ける、舞妓さんが来られました。

格子模様の着物に、だらりの帯は花いかだ。

そして、水色の着物と椿の帯。

続いての舞妓さん。

淡い地色の着物に、枝垂れ柳と鞠の帯。

女将さんの帯。

桃山調の楓と観世流水。

艶やかな芸妓さんも、来られました。

いよいよ歌碑に白菊が手向けられます。

この日は、紅葉観光シーズンに外国人観光客も加え、

土曜日と言う事もあり、凄い人でした。

歌碑前は、カメラにアイフォンにアイバッドに携帯と

大賑わい。

2014年11月8日の「かくかくに祭」。

この日も、吉井勇さんが、こよなく愛した祇園町は、秋の陽に包まれ、

舞妓さんは華やかでした。

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