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京都府美山町・茅葺の里では、2月7日まで、冬の風物詩
「第11回・美山かやぶきの里「雪灯廊」」が行われていました。
京都市内から美山までは、小浜に続く道路を走って
一時間半程の距離です。
雪の多いこの時期、道路状況が心配ですが、この日は
路面凍結もなく安全に茅葺の里まで走れました。
着いたのは、午後5時過ぎ。
可愛い雪だるまのお迎えです。
雪だるまや、かまくら。
いろんな形の「雪灯廊」が、ロウソクの灯りに
浮かび上がっています。
美山茅葺の里は、現在50戸の集落で
その内38棟が、かやぶき屋根の建築です。
茅葺屋根の一番古い家は 寛政8年(1796年)に建てられた家で
その他は江戸時代に建てられたそうです。
雪の多い時期に開催される「雪灯廊」。
沢山の人が来られていました。
里の道には約750基の、雪灯篭・竹灯篭・花灯篭が
灯っています。
夕暮から夜景に変わって来ると、雪灯篭の灯りは、より
幻想的に浮かび上がって来ました。
午後6.30分。
ドドンと花火が打ち上がり
茅葺の里が浮かび上がりました。
凛と冷え込んだ大気の中、
冬の空に打ち上がる花火。
美山茅葺の里「雪灯廊」。
雪と灯りの幻想的な世界が広がっていました。