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霧の比叡山、行く春を見届ける桜の風景。

Akio

Akio

京都特派員

更新日
2015年4月21日
公開日
2015年4月21日
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降り続く雨の合間の、比叡山ドライブウェイ。

この日は、朝から雨。

雨の上った比叡山は、琵琶湖から吹き上げる霧で

白い世界。

比叡山は、京都と滋賀にまたがる高さ848.mの山。

ドライブウェイは、延暦寺と比叡山頂を結ぶ有料道路で1958年に開通しています。

道路沿いに咲く赤いシャクナゲ。

新緑の中に、赤い色が映えています。

ドライブウェーの道路沿いには、千本以上の桜があり、

関西では遅くまで桜が見れる所ですが・・・

降り続いた雨で殆どが葉桜になっていました。

葉桜の続く道路を走って、びわ湖が一望出来る

夢見が丘駐車場に着きました。

ここには、桜が咲いていました。

桜の向こうに広がる、大津とびわ湖の景色。

霧も少し晴れて来ました。

霧の中の椿と桜。

この日僕が走った比叡山ドライブウェーは、夢見ヶ丘まででした。

比叡山ドライブウェーは滋賀の堅田まで続いています。

延暦寺から堅田間では、まだこれから八重桜が咲くとの事でした。

夢見が丘からは、数人の方が桜と琵琶湖を眺めておられました。

芭蕉さんの俳句・・・

「行く春を 近江の人と 惜しみける」。

そんな句も浮かんで来ました。

三月末から咲いた関西の桜。。。

今年も北上する桜前線を見送った比叡山でした。

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