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今日から六月ですね。月日が過ぎて行くのが、とても早く感じられます。
京都では現在、四条通り(烏丸通-川端通)で秋の完成を目指して「歩行者に優しいまちづくり」の
道路工事が進められています。
しかし、その歩道拡幅工事に伴い、慢性的な渋滞が問題となっています。
今までの四条通の歩道は、幅3・5メートルでしたが、現在進められている工事が、
完成すると歩道は6・5メートルに拡幅されます。
歩道が広くなると言う事は、車道が狭くなると言う事であり
ただでさえ狭くて渋滞の多い京都の道路。
工事が完成するこの秋の、四条通りは片側2車線の道が1車線となります。
四条通りは、市バスが沢山走っています。バスが連なって走って来る場合も多く
片側一車線の道路に、バスが停留所で止まる度に車も止まらなければ
ならなくなります。
現在の工事と、この秋からの道路状況に関して、ドライバーからは実に評判が悪いです。
タクシー運転手は、歩いて10分の距離が車で30分以上。。とか
市バスでは通常11分の区間で48分かかったケースも起こっています。
渋滞問題は、開会中の市議会でも重要課題に浮上。
市はこれまで120件の苦情が寄せられていると報告したうえで、
幹部が「申し訳ない」と陳謝。
批判の中心は、市側の見通しの甘さで、当初の試算では、
「拡幅工事でも大きな影響はない」という的外れなものでした。
市議会代表質問に対し、市長は四条通の渋滞問題について、
秋の観光シーズンに向け、信号制御の見直しやカーナビが四条を
迂回する案内等で、車の流れを抑制する方針を示しました。
今後、渋滞は改善されて行くとは思いますが、
今、車で京都に来られる方に、お知らせしたいのは、
四条烏丸から川端までを走るのは、避けた方が良いと思います。