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九月に入って、雨の日が多くなっています。
気温が高くないのは良いのですが、連日の雨は辛いですね。
雨の日の、大徳寺の塔頭寺院・高桐院。
真っ直ぐに伸びる参道も雨に霞んでいます。
前回、高桐院に寄せて頂いた時は、
一月の雪の日でした。
あれから、春と夏が過ぎ今は九月。
降りしきる雨の中に、楓の庭が見えました。
高桐院の書院は、千利休の邸宅を移築したもの。
究極の茶道を追及した千利休の思いが浮かんで来ます。
高桐院は、大徳寺の中で西北の一角に位置した、
約4,000坪の敷地にあり木々と竹林に囲まれています。
高桐院の、木々が色付き始めるのは10月半ば過ぎから。
そして紅葉の一番の見頃は、11月後半から12月初め。
その後は、散りもみじの世界が広がります。
高桐院へお参りする方は、リピーターの方が多いです。
かく言う僕もその一人。
雨の高桐院。
縁側に座り、シトシトと降る雨を
ただただ眺めていたいと思いました。
《高桐院》
◎ 所 京都市北区紫野大徳寺町73-1
◎ アクセス 地下鉄北大路駅2番出口→徒歩15分。
市バス1・205・206系統で5分、バス停:大徳寺前下車、徒歩5分。
◎拝観 9~16時 400円