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桜と音楽の夜。「2016平安神宮・紅枝垂れコンサート」。

Akio

Akio

京都特派員

更新日
2016年4月12日
公開日
2016年4月12日
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平安神宮・神苑では4月7日(木)、8日(金)、

9日(土)、10日(日)の4日間

「紅しだれコンサート2016-こころのふるさと-」が行われていました。

(京都新聞社主催・JR東海特別協賛)

『2016紅しだれコンサート』。

4日間の出演アーティストの方は曜日毎に変わり

演奏は毎夜二回行われます。

1回目は、午後6時40分~7時20分。

2回目は、午後7時50分~8時30分。

夕暮れから夜空に変わり行く空。

見上げると、紅枝垂れは満開。

降り注ぐ枝垂れ桜。

正式名称は「八重紅枝垂桜」。

色は紅色、花は八重。

平安神宮・苑内には約250本の桜がありますが、

そのうち150本が紅しだれ桜です。

紅しだれコンサートは、毎年四月の同じ様な日に行われる

四日間限定のコンサート。

紅枝垂れ桜の事を文豪・谷崎潤一郎さんは、

小説『細雪』の中で

「忽(たちま)ち夕空にひろがっている紅(くれない)の雲」

の様と表現されています。

今年も咲いた桜の花。

桜は見頃の時が短くて、でもその儚さが心に残りますね。

紅しだれコンサートは、神苑を巡りながら聞くコンサート。

座る椅子や席もありません。

立ちながら、栖鳳池の畔で聞きます。

紅枝垂れコンサートは、毎年リピーターの人が多いです。

池の畔で音楽を聞いていると、

春が来た事や一年が過ぎた事など

いろんな思いも巡ります。

「紅しだれコンサート2016-こころのふるさと-」。

心に響く桜と音楽の夜でした。

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