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観光客も多く立ち寄るデパート「ギャラリー・ラファイエット」とパリ市庁舎前にある百貨店「BHV」が、今年1月から日曜営業を開始しています。今までフランスでは、一部地域を除き日曜営業を原則禁止していました。しかし規制緩和としてこれを解禁。ギャラリー・ラファイエットとBHVは、労使が合意し日曜営業が始まりました。
本館・紳士館・メゾン館:
9時30分〜20時30分(月〜土曜)、11〜19時(日曜)
グルメ:
8時30分〜21時30分
■BHV
本館:
9時30分〜20時(月〜土曜)、11〜19時(日曜)
紳士館:
10〜20時(月〜土曜)
11〜19時(日曜)
今回の変更により、旅行日程が限られている観光客にとっては、スケジュールを組む上での心配事が1つ減りました。現地メディアによれば、店側も日曜営業を始めることにより、売り上げ増を期待しており、従業員側も日曜出勤に伴う手厚い手当てがつくため、ほとんどが日曜営業を快く受け入れているということです。もう1つの主要百貨店である「プランタン」は労使合意が遅れており、春頃に日曜営業が始まる見込みです。
加えて今、ギャラリー・ラファイエット・パリ・オスマン店の屋上には、イヌイットの住居「イグルー」風デザインのアイス・キューブ・バーがオープンしています。寒さが続くパリですが、ここからなら景色を眺めつつ、お茶も楽しめます。
テロ事件など暗いニュースが多かった昨年、観光業は大きく影響を受けました。日曜営業が始まりショッピングの選択肢が増えることで、フランスそしてパリの観光業にとって、より明るい兆しが見えると良いですね。