祇園町は「お化け」で盛り上がっています。

今日は2月3日。節分ですね。

節分と言いますと、京都では夜の祇園町に「お化け」が出ます。

「お化け」とは、京都を中心に江戸時代から行われる節分の夜の行事で、

冬から春へと変わり目の厄払いの行事です。

「お化け」を演ずるのは芸舞妓さん。

日頃、艶やかな芸舞妓さん達が、普段とは異なる装いに化けるのは、

鬼や禍をやり過ごすためと言われます。

特に京都では、祇園、先斗町、宮川町、上七軒など５つの花街で盛んに行われる華やかで、

面白い早春の催し物として人気があります。

二日の夜、祇園のおか本さんに「お化け」が来られました。

まずは 美晴さんと涼香さん。

暫くして、雛菊さんと、つね桃さん。

日頃、美しい芸舞妓さん達が、

この夜は「お化け」として祇園町のお客さんを、もてなします。

節分の祇園町。

「お化け」の芸舞妓さん達が花街のお座敷を回り、

元気で陽気な姿が春を呼びます。