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英国のカフェ・チェーン御三家「コスタ」「スタバ」「カフェ・ネロ」

小野 雅子

小野 雅子

イギリス特派員

更新日
2017年2月28日
公開日
2017年2月28日
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旅行者にとって、気軽にお茶や軽食をいただきつつ休憩できるカフェって貴重な存在。ついでに無料Wi-Fiがあってバッテリーの充電も出来れば、更に心強いですよね。

その点、チェーン展開をしている大手カフェならば安心。ロンドンの街角で必ず見かけるのは、「コスタ」「スターバックス」「カフェ・ネロ」の3つです。

店舗数の多さでは、英国全土で約2000店もある「コスタ」がダントツ。その次に「スタバ」(約800店)、「カフェ・ネロ」(約600店)と続きます。

「スタバ」はご存知のようにアメリカ・シアトル発祥ですが、「コスタ」と「カフェ・ネロ」は両方ともロンドン生まれの英国企業。 2012年から報道され始めた「スタバ」UKの税金逃れスキャンダルでボイコット運動まで起こったのも加担してか、ここ数年は殊に「コスタ」店舗数が急増した感があります。

そこで今回は、英国に初めて来る方にはあまり馴染みのない「コスタ」と「カフェ・ネロ」をご案内しましょう!

まず「コスタ」。焙煎前のコーヒー豆を思わせるような、赤茶っぽいカンパニー・カラーが目印です。1971年にブルーノ・コスタとセルジオ・コスタというイタリア移民兄弟が東ロンドンのランベスで開業した、小さなカフェから発展しました。

ドリンク・メニューはアメリカーノやカプチーノなど一通りのコーヒーから、ティーバッグの各種紅茶&ハーブティー、フルーツやコーヒー風味のフラッペなど。またフード類はサンドウィッチ、ホットサンドからケーキやスコーン等も。

そして、こちらはブルーが基調の「カフェ・ネロ」。前述したように店舗数だけを見ると、ビッグ3の中では最も小規模になります。

更に創設1990年と歴史が浅く創立者もネロさんではなくイアン・センプ氏という英国人なのですが(笑)、後発だからこその切磋琢磨!ヨーロピアン嗜好のコーヒー・ファンからは、高い評価を得ています。

ドリンク、フードとも「コスタ」同様にバラエティ豊か。食べきりサイズのパネットーネやビスコッティ、各種パニーニ・サンドなどイタリアン・フードが他の2店より多い気がします。

もちろん、味の好みには個人差がありますから・・・ロンドン滞在中にカフェ・チェーン御三家をトライしてみて、お気に入りの店を決めておくと便利ですよ♪

コスタ http://www.costa.co.uk/

カフェ・ネロ http://www.caffenero.co.uk/default.aspx

スターバックス https://www.starbucks.co.uk/

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