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地産地消が原則!アスティにある生産者 自らが出店するメルカート

YUCA

YUCA

イタリア特派員

更新日
2017年3月13日
公開日
2017年3月13日
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前回、トリノにあるヨーロッパ最大の青空市場についてご紹介しましたので

今回は、週に1~2度、私が通うメルカートについて綴ってみたい。

アスティで代表的な青空市場といえば、

1. Piazza Campo del Palio(ピアッツァ・カンポ・デル・パリオ)

2. Piazza Alfieri (ピアッツァ・アルフィエリ)

の2ヵ所で、毎週 水・土曜日に開催される。食料品のみならず、日用品や洋服なども並び、地元の人々で賑わう。

国鉄のアスティ駅に近いこともあり、もちろん覗き見も楽しいが私の通うメルカートは、別の場所にある。

自宅から約1km離れたお気に入りのメルカートとは、Piazza Catena(ピアッツァ・カテーナ)という広場にある

ピアッツァ・カテーナ青空市場。10件ほどの露店が並ぶシンプルなメルカートだ。

規模は卓越したことはないのだが通う理由がいくつもある。そのうちの代表的な理由2つを挙げてみよう。

一つ目は生産者の顔が見えること。

地産地消、有機栽培をモットーにした朝採り野菜が手に入ること。

現在は、全店ではないが昔からの基本は、自分の畑で収穫したものを売ることが原則となっている。

それもそのはず!「今朝、収穫してきたところよ!」「その野菜は来週くらいには収穫できるわ。」

「え?欲しかったの?だったら持ってきたのにー!」などという会話が飛び交う。

という訳で、顔見知りになるとオーダーもできちゃうから言う事なし!

二つ目は、小規模ながら毎日開催されること。

生産者さんが変わるのでお気に入りの生産者さんが来る曜日をチェックするのも忘れずに。野菜や果物以外にも、

産みたての卵、搾りたての牛乳や、ヨーグルトにチーズ、パンや蜂蜜なども曜日によっては出店される。

決してベジタリアンではないが我が家の野菜・果物の消費量は1週間で平均8kgということが判明している。

坂のある道のりだが苦も無く、むしろ戦利品を得た戦士のように足取りは軽い。

「どこのスポーツクラブに通っているの?」とよく聞かれる筋肉の生い立ちはここにあるのだ。

【データ】

名称: Mercato di Piazza Catena

住所: Piazza Catena,14100, ASTI

開催日:月-土 午前中

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