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アンナプルナベースキャンプルート一時立入禁止中(2017/3/17追記)

春日山 紀子

春日山 紀子

ネパール特派員

更新日
2017年3月14日
公開日
2017年3月14日
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≪3月17日追記≫

昨日の情報はかなり間違いがありました。情報がかなり錯綜しており、ACAP内でもまったく共有されていない模様です。

本日、チョムロンのチェックポストにいるACAP職員に確認した情報は次の通りです。

●17日現在、チョムロンのチェックポスト以降、引き続き立入を禁止しているとのこと。どうしても上まで行ってみたい、という場合はドバンまでは許可しているがそれ以降は危険なので立入禁止。

●11日の大雪で、ABC、MBCのロッジが一部倒壊。また17日現在も、ヒマラヤホテル⇔デウラリ間で雪崩が頻発している。また雨や雪も時折降っており、完全にトレッキング再開できるのはあと一週間はかかるのではないか、とのこと。

≪3月16日追記≫

アンナプルナベースキャンプ方面、地元住人が道を作っており、16日時点でデウラリまでは行けるようになり、今後また天候が崩れなければ、17日にはマチャプチャレBCまでは道が開けるのではないかとの情報があります。(ポカラのACAP職員談)←(17日追記。よくあることですが、適当なことを言っていた模様、、、)

===以下3月14日に更新した内容===

ネパールの人気トレッキングコースの一つ、アンナプルナベースキャンプトレッキング。

今の時期、2500mぐらいまでの場所ではシャクナゲも咲き乱れ、外国人トレッカーも増える季節です。

しかし、3月10日、11日に天候が崩れ大雪となった影響で、11日~12日かけて現地住人やトレッカーがヘリでチョムロンまで緊急避難する事態に。その後、ドバン(標高約2500m)より先への立入が一時的に制限され、3月14日現在も、一般トレッカーの進入は制限されています。

積雪はもとより、この地域、気温が高くなる今の季節、雪崩が発生する確率も高く、こちらを懸念して敷かれた措置であるようです。

立入制限がいつ解除となるかは未定ですが、少なくとも2~3日はこの状態が続くだろうとACAP(アンナプルナ国立公園自然保護区)の職員も話しています。

これを受け今現在実施しているアンナプルナベースキャンプ方面トレッキングについては、ルートを変更して対応しています。また、来週多くの予約が入っており、こちらをどう対応するべきなのか迷っています。

春休み、アンナプルナベースキャンプ方面へお出かけ予定の方もたくさんいらっしゃるかと思いますが、今後の状況を確認し、無理をしないようお気を付けください。

なお、他方面でも雪の影響はありましたが、エベレスト方面では、積雪はあるものの、トレッキングは実施できています。ただし、チョラパス越えは今現在は難しい状況です。

ランタン方面も積雪が多く、降雪直後はキャンジンゴンパ周辺への往復が厳しくなっていたようですが、3月14日時点では積雪はあるものの、行き来しているトレッカー入るとのことです。

※写真は2月末のABC(写真上)とMBC(写真下)周辺。ガイドによる撮影。

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