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大雪が降ったり、季節はずれの雪が積もったりの札幌でしたが、
2017年は4月6日(夜)に、ようやく積雪がゼロになりました。
(日本気象協会北海道支社)
最高気温は、まだ10度を超える日があったりなかったりの肌寒さですが、
春は着実に深まりつつあります。
札幌在住者は、若干寒いのをこらえつつ、重いコート(もしくはダウンジャケット)から、
春の軽いコートへと衣替えをしている人が多いと思います。
"Preparing benches for the coming seasons in Sapporo Odori Park"
現在、大通公園では、冬の間は撤去されるベンチを
雪解けとともに設置する作業を進めています。
写真手前の小さな"山"は、冬に滑り止めとして撒かれた"砂"の山です。
係の方々は、公園内に溜まっている砂や枯葉の清掃もしています。
"Little buds of lilac which is the Official City Tree of Sapporo"
近くの木に目を向けると、1週間前にはまだ固く小さかった芽が
ふっくらと青味を帯びていました。
札幌市の木、ライラックです。
"Buds of trees and cherry blossoms trees in Odori Park"
まだ風が冷たい日もあり、思わず身を屈めて下を向きがちですが、
顔を上げるとそこここに芽吹きが感じられます。
ちなみに写真(下↑)はサクラの芽。
札幌の桜はようやくこのような具合です。
"Buds of tulips in Odori Park on April 4"
こちらの写真(↑)は、約1週間前、4/4のチューリップです。
ようやく目が出たところに再び雪が積もったので、
少しねじれてしまいました。
"Tulips in Odori Park on April 10"
ところが4/10には、ここまで成長。
後ろに見えるのは、まだ解けていない雪ですが、5月の開花に向けて、
すくすく育っています。
"Amur adonis in Odori Park"
毎年、大通公園のこの花が咲くのを楽しみにしています。
2017年は、この部分の雪解けが遅かったのか、他の花に咲きを越され、
すでに数日前には札幌より北の地域からもフクジュソウの便りが届いていましたが、
こちらが4/10、大通公園のフクジュソウ。
今日あたりは、大きく開いているかもしれません。
"Platanus with its fruits in Odori Park"
ぴかぴか揺れていたのは、プラタナスの実。
新芽ではありませんが、光に当たってきれいです。
"buds of Japanese magnolia"
こちらは、間もなく咲きそうな気配のキタコブシ。
恐らく大通公園で最も早く咲き始める木の花です。
"Crocus in Odori Park"
クロッカスも早く咲く花のひとつですね。
写真を撮っていると、公園整備の方でしょうか。
「あっちには、ムスカリやほかの花も咲いているよ」とおしえてくれました。
"Muscari in Odori Park"
言葉通り、咲いていました!
ひとつ花が咲き始めると、他の花も競うように咲き出して、
あっという間に春らしくなる北海道の春です。
北海道はチューリップもサクラも梅もこれから。
4月下旬以降のサクラの季節がいよいよ楽しみになってくる季節です。
【大通公園】
アクセス
・地下鉄南北線・東西線大通駅より徒歩約1分
・JR札幌駅より徒歩約12分
関連リンク
・大通公園