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サンカルロ歌劇場へマノン・レスコーを鑑賞

ピッパ

ピッパ

イタリア特派員

更新日
2017年6月20日
公開日
2017年6月20日
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皆さん、こんにちは!

イタリアはとても暑くなりました。。。すでにバテバテ状態です。

それでも日陰に入るとそれほどでもないのですが、太陽がグッと地球に寄ってきているのがひしひしと感じる今日この頃です。もうすぐ夏至ですしね。

なので、最近こってりイタリア料理が体に受け付けないため、日本食が急に恋しくなってきました。。。

無性に冷やし中華が食べたい!!!日本から冷やし中華の素を持ってこればよかった、、、こうなったら自力で作るぞ!!!

そんな中、せっかくナポリへいるのだから、サンカルロ歌劇場は今何をしているのかしら?とサイトで調べてみたところ、プッチーニのマノン・レスコーがちょうど行われるということでしたので、さっそく行ってきました!

当日は蒸し暑くて朝シャワーを浴びましたが、劇場へ行く前にもう一度シャワーをしてから外出しました!

こちらがマノン・レスコーのチラシ

当日はAキャストの日だったのですが、主役のソプラノMaria José Siri が足をねん挫し演技ができないということで、BキャストのAinhoa Arteta が歌いました。

ソプラノMaria José Siri は、以前ラ・ボエームや蝶々夫人、アイーダを聞いたことがあったので今回も聞きたかったのですが、Bキャストのソプラノは正直とてもよかったです。ベテランのスペイン人の歌手で52歳だそうです。

最近若い指揮者やオペラ歌手が続々と登場し、舞台を見ながら<もしかしてわたしよりかなり若いんじゃないの???>と思ってしまうのですが、今回は年上でその上指揮者のマエストロ・オーレンもすっかり大御所ベテランなのでほっとひと安心し落ち着いて鑑賞できました。

今回は右一番上の天井桟敷に座りましたが、とてもよく歌手や合唱、オーケストラを聞くことができました!

むしろ、天井桟敷の方がオペラ歌手の本当の声を聞くことができます。

演技や舞台全体を見たいときには、プラテアやパルコのチケットを購入した方がいいですね!

横側も豪華で素敵なサンカルロ歌劇場!

玄関口にあるポスター

正面玄関口

ナポリ国立図書館側のサンカルロ歌劇場

(マノン・レスコーのあらすじ)

デ・グリューは、旅籠で知り合ったマノン・レスコーに激しく惹かれる。

彼女は、明日修道院に入る運命だったが、彼女を愛人にしようとたくらむジェロンテ大臣は、今夜彼女を馬車で連れ出すつもりでいる。

そのことを知ったデ・グリューは、マノンをこっそりパリへと連れて行く。

デ・グリューとマノンはパリで暮らし始めるが、まもなくマノンは貧乏なくらしに耐えられなくなり、ジェロンデ大臣の元へ走る。

彼の愛人となり、贅沢三昧な暮らしをするが、デ・グリューとの愛の生活も忘れられず、うつろな日々を過ごす。

マノンの元に現れたデ・グリューに、マノンは許しを求め、二人で逃げ出す決心をする。

しかし、マノンが宝石や装飾品を持ち去ろうと荷造りに手間取るうちに、警官が現れて、マノンは逮捕されてしまう。

逮捕されたマノンは、売春の罪でアメリカに追放されることとなる。

デ・グリューは、囚人を乗せる船の船長に頼み込み、マノンと共にアメリカへ渡る。

しかし、アメリカでもマノンは男と問題を起こし、フランス植民地から荒野へと逃げる運命をたどる。

疲れきって歩けなくなったマノンのために、デ・グリューは水を探すが、みつけられない。

マノンは、デ・グリューの腕の中で息絶え、デ・グリューは絶望に号泣する。

原題:MANON LESCAUT

作曲者:プッチーニ

作曲年:1892年

台本:ルッジェーロ

初演:1893年2月1日、王立歌劇場(トリノ)

(1分で読むオペラストーリーより引用)

これからのサンカルロ歌劇場の演目はカルメンやイル・トロヴァトーレなどが行われます。

一度聞きに行ってみませんか?!

<インフォメーション>

サンカルロ歌劇場 Fondazione Teatro di San Carlo

(住所)98/F, via San Carlo 80131 Napoli, Italia

(チケット売り場)biglietteria

(電話)T +39 0817972331/412

(営業時間) 月ー土 10時から17時半 da lunedì a sabato H 10.00 – 17.30

日 10時から14時 domenica H 10.00 – 14.00

biglietteria@teatrosancarlo.it

ケイコ

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