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Caffe` Platti(カフェ プラッティ)
創業は1870年とトリノの歴史的カフェ特集には名を連ねるプラッティ。決してカフェの経営状態が悪かったわけではないのだが、地元の新聞によると親会社の多額の負債が重なり老舗カフェにまで危機が及んだのが、つい最近の2015年。
経営権についても試行錯誤され、昔の風貌を最大限に尊重しつつスタイリッシュさも加わり元気に復活!
舵を取るのは新進気鋭な Ortensia(オルテンシア)さん。常連らしき女性がバンコ(カウンター)で私にいろいろ昔話をしてくれていると、彼女も加わり気さくに快い笑顔で接してくれた。
歴史的カフェでありながらも型にとらわれずフレッシュさも感じられる特別な空間だ。
アペリティーボに用意される一口サイズのピッツァやカナッペがカウンターに並ぶ。
バールマンや常連さんと話が弾む楽しい時間。
レジ横にズラリと並ぶドルチェやトラメッズィーノ(サンドイッチ)も洗練されており充実している。
入口正面奥には、テーブル席。
2階ではレストランとして食事もでき、気候のいい時期には店の外にもテーブル席が用意される。
以前と大きく変わった点では、お店を分割したこと。以前同様、中から行き来できるようになっているが、分割された入口すぐ右手の部屋は、2016年12月からは、トリノの花形 チョコラティエ Guido Gobino(グイド ゴビーノ)氏のお店に。トリノ市内で3店舗目だ。トリノ名物のジャンドゥイオットをはじめ、プラリネチョコレートが宝石のように陳列されている。彼については、次回以降にゆっくりご紹介したいと思う。
新しく生まれ変わった Platti(プラッティ)。
トリノ ポルタ ヌォーヴァ駅からも比較的近いので、鉄道で旅へ出られる方にはテイクアウトのご利用もどうぞ。
【データ】
Platti
Corso Vittorio Emanuele II, 72, Torino
http://www.platti.it/ (更新中)
7.30-21.00
定休日なし