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ワインテイスティングで本格的にワインを楽しめる南オーストラリア州

さくら 麻美

さくら 麻美

オーストラリア特派員

更新日
2017年8月5日
公開日
2017年8月5日
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南オーストラリア州は大陸の中でももっとも乾燥している州、その乾燥した環境を利用して作られている一つがワイン用のブドウ。約20以上東西南北に広がるワイナリーの区域、ワインセラーは200以上あるとかで、広いワイナリーの地区は25km四方に広がります。そしてもっとも遠いセラーは市内アデレードから数百キロも離れているのですよ。オーストラリアの約半分のブドウがこの州でワイン用として収穫そして加工。ワイン製造は南オーストラリアにはなくてはならないものなのです。

ワイナリーでの試飲がお勧めです!

こちらに来る前はワインが苦手だった私。こちらに長く住めば住むほどワインと接する機会が増えて友人の勧められるままにいただくことに。「美味しい!!」。そしてすっかりはまってしまい、時間があるとワインセラーへと出かけるようになりました。ワインの楽しめるところは種類の多さとそしてブドウの種類によって味が全く違うこと。そして合わせていただく食事の味までをも変えてしまう不思議な魅力があることに気が付きました。何よりこんなワインの美味しいところにいるのですからやはり楽しみたいと思うようになりました。

さて、そのワイン。この州ではワインセラーがスポンサーとなるフェスティバルも多くて、気が付くと私のライフスタイルの中でワインが普通の飲み物として定着していたのです。

イベントではワイン樽が並んでいました

ワインセラーに行く時間がない時は、お酒屋さんへ直行。店内でももっとも品数が多いのがやはりワイン、どれがいいのか店内では結構悩みます。でも値段が高いのだけが美味しいというわけでもなく、安いワインでも十分に美味しいものがあるので気軽に楽しめるというのです。

日本なら居酒屋でおつまみを食べながらお酒ですが、こちらでのお酒の楽しみ方はおつまみなしでお酒を飲むスタイル。私のようにお酒が弱いとそんな場所ではちょっと気まずいのですが、ワインについては食事と一緒に楽しめるので私にとっては食事と共にできるワインはありがたい存在なのです。

でもこのワインの楽しみは飲むことだけはないのです。四方八方にあるワインの地域ではブドウの生長が一年の四季を感じさせてくれます。

あちらこちらにあるブドウ畑

オリーブやアーモンドを育てているファームも多く、ワインの他にもオリーブ加工されているところも。ワインとオリーブはとても相性が良いのでワイナリーでのテイスティングでおつまみとして出されることも。日本でもナッツ系はよくおつまみとしてでてきますよね。こちらではオリーブがそんな感じでしょうか。

ワイナリー併設のレストランではオードブルとしてオリーブがでてきます

遠いワインの地域などはやはり週末や祭日を利用してキャンプをしながら楽しむのが一番、週末などは家族連れがキャンプをしながらワイナリーツァーを楽しむ姿をよく見かけます。

これから少しずつそのワイナリーの四季の移り変わりやワインの紹介をしますね、特にワイン好きな方はお楽しみに。お酒屋さんで南オーストラリア州のワインを見かけることがあればこのブログを思い出してくださると嬉しいです。

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