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行く夏と先祖の霊を送る伝統行事「京都五山送り火」が16日夜、
京都市街を囲む山々で行われました。
昨年の五山の送り火は、嵯峨曼荼羅山に燃え上がる、
鳥居形を間近で見ていました。
今年は、如意ヶ嶽(472 m)の「右大文字」を見ようと
四条大橋を渡り、京阪電車で出町柳に向かいました。
写真は、四条大橋から七時前の鴨川風景。
午後八時、如意ヶ嶽が燃え上がりました。
五山の送り火は、約三十分の行事です。
八時に東山・如意ヶ嶽の「右大文字」が点火され
八時十分には松ケ崎西山(万燈籠山)の「妙」。
八時十分に東山(大黒天山)の「法」。
八時十五分に西加茂船山の「船形」。
八時十五分に金閣寺大北山(大文字山)の「左大文字」。
八時二十分に嵯峨曼荼羅山の「鳥居形」。・・・・と 順番に点火して行きます。
「聖霊の 帰り路送る 送り火の もえたちかぬる 月あかりかな」 正岡子規
京都の夏は、祇園祭で夏が来て、五山の送り火で夏が行くと言いますが
まだ暫く暑い日が続きそうです。