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音楽家に超お勧め!ピアチェンツァ郷土料理が食べられるトラットリア・レジーナ

ピッパ

ピッパ

イタリア特派員

更新日
2017年9月9日
公開日
2017年9月9日
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Ciao a tutti! (チャオ・ア・トゥッティ!)

先週、北イタリア、ロンバルディア州の南部にポー川が流れていて、その南に隣接したエミリアロマーナ州のPiacenza ピアチェンツァへ滞在しました。

当日は雨が降り、朝、晩は15度まで気温が下がって、かなり寒かったのですが、次の日は幸い晴れて気温も25度まで上がりました。

ナポリから行きましたので、この気温の違いは多少は覚悟をしていたものの、さすがに10度近くの気温の差は着用する服も気を付けないといけないなあと痛感しました。

イタリア・ミラノに住んでいたころ、ピアチェンツァへはオペラ・ノルマを聞きに行ったことがありました。本当に懐かしい思い出です。

そして今年は合唱団員として、ピアチェンツァ歌劇場に出演させて頂きました。

しかしながらピアチェンツァの街のことはあまり詳しくなく、今回も少しでしたが、街を散策することができました。

コムーネ宮殿

その前の広場がカヴァッリ広場(Piazza Cavalli)

騎馬広場といい、ピアチェンツァ内で一番広い広場になります。

ピアチェンツァ知事の宮殿(Il palazzo del governatore a Piacenza)

せっかくですので、ピアチェンツァ郷土料理が食べたいと、このピアチェンツァ中心地から車で約10キロの所にあります、Trattoria Regina トラットリア・レジーナを夫が予約しました。

すぐに目的地へ着くと思っていたのですが、当日はサイクリングの大会があり、道の規制が合って、車道がスムーズに使えず、本当にトラットリアまでいけるのかしら?!とグルグルと遠回りをしながら食にはこだわりの深い夫に<もう、ピアチェンツァ市内で食べたら良かったのに。。。>とブツブツ言いながらやっとの思いで到着しました。

こちらがトラットリア・レジーナ

エミリアロマーナ州ならではの生ハム、サラミ、パンチェッタなどが入った前菜!

これは卵のキッチュでした!

こちらは、ロシア風サラダとガーリック入りのラード!

もう仕事もなかったため、ガーリック入りを抵抗もなく美味しく頂きました!パンと一緒に食べます!

量がかなりあったため1人前を分け分けしました!

私の座ったところの前にはなんと大テノール歌手カルロ・ベルゴンツイが出演されたヴェルディのレクイエムのポスターが!!!

トラットリア内を見回すと、たくさんの有名な音楽家たちの写真やオペラ、コンサートのポスターが飾られていました!

そんなことはちっとも言わなかった夫。。。急に機嫌が直るわたくし。。。

その上、実はベルゴンツイの孫弟子にあたり、少し緊張し歌のことを思いながら改まってランチを楽しみました!

写真には指揮者巨匠、リッカルド・ムーテイ、ダニエル・オーレンもこのトラットリアで会食をされました!

プリモピアットはスペック、パプリカ、サフランソースのトルテッリーニを!

こちらはバター、サルヴィア(セージ)入りでこのまま食べることもできましたし

こちらに用意された、トマトとシイタケのソースをかけて食べることができました。

メインのお肉料理はタスカ・デイ・ヴィテッロ(Tasca di vitello)!子牛の詰み煮込み!とてもコッテリ味でした!!!

こちらはコントロ・フィレット(Contro Filetto)!牛ステーキ!

画像はありませんが、付け合わせにほうれん草バター風味やグリーンサラダを注文しました!

デザートはチョコレート味のプリン!!!

イチジクのトルタ!

食後、奥のお食事場所へも許可を得て写真をバシバシ!!!

これは絶対に写真を撮っておいた方がいいよ!と、アドヴァイスをくれた、トラットリアのオーナー!

なんと、1928年?!にヴェローナ野外歌劇場で、作曲家ピエトロ・マスカーニが指揮をし、アレーナ・ディ・ヴェローナの合唱団員とのコンサート後に撮った貴重なオリジナル写真だそうです!!!

(どうしてこんな写真があるのか次回聞きたいと思います!)

皆さんも一度、ピアチェンツァ郷土料理を食べに来ませんか?

<インフォメーション>

トラットリア・レジーナ (Trattoria Regina)

<住所>Strada Regina, 29, Frazione Quarto 29122 ピアチェンツァ

<電話>0523 557103

<休業日>火曜日晩、水曜日昼、晩

事前に予約をする方がいいと思います!!!

ピッパ

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