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南オーストラリアは夏!になったかと思ったら急に寒くなったりと気候の変動の激しい毎日です。
さて、この週末は、市内中心部にあるビクトリアスクエアで大きなフェスティバルが行われました。
世界でも5本の指に入るくらいの勢いの速さでビーガンが増えているのが実は南オーストラリア
2007年にたった2000人の来場者でスタートしたこのフェスタも昨年は13000人もの人が会場に足を運んだそうです。
それを聞いただけでも興味のある人がたくさん集まりそうなイベント、ビーガンフェスティバル!日本ではまだまだ馴染みのないビーガン、どんなものなのかイベントを覗いてみました。
Photo : Asami Sakura / Vegan festival
市内中心部ビクトリアスクエアでは環境や動物愛護を考える人々で週末は大賑わい
ビーガンというとベジタリアンと思いませんか?実は私はそう思っていたのです。今回取材にあたり、調べてみるとベーガンはとても奥の深いものということがわかりました。
ビーガンには種類があって
食生活で動物性を取らない・動物性でも卵は食べる・動物性の物を身に着けない(毛皮や皮など)などこの他にもいくつかの種類があるそうです。基本は野菜だけを食べるというわけではなく、動物愛護と地球環境がテーマなのです。私たちが生活する中では切り離せないものですね。特に地球温暖化の問題は生活に大きく影響し始めているのが現実です。
さて早速、会場へ。16歳以上は寄付金として5豪ドル。ちなみに中でスタッフとして働いている人たちはほとんどがボランティアです。
入ると中央にあるテントでは動物愛護団体が活動報告をしています。
(Photo : Asami Sakura / Vegan Festival) 政府にも声を届けようという団体も見かけました。
そしてこちらの団体ではピンクの豚を売っていました。豚は小さな檻に入れられて育てられているから自由にしてあげたいから羽のついた豚になったそうです。それぞれの団体の動物たちへの想いが伝わってきます。
(Photo : Asami Sakura / Vegan Festival) どれくらいの愛護団体があるのか聞いてみたのですがオースラリアには多く存在していて数は把握できていないとのことでした。
(Photo : Asami Sakura / Vegan Festival) 犬を連れた人も目立っていました。
こちらのテントではクッキングのデモンストレーションが行われていました。デモが終わると試食会、メモの心配は不要で、レシピはイベントのウェブサイトから見られるようになっています。
(Photo : Asami Sakura / Vegan Festival) 健康への関心が高まっていることもあってどの時間帯も満席です。
ステージでは音楽やビーガンに係っている人たちのトークショー。地球環境や動物愛護のために私たちに何ができるのかを問いかけます。
(Photo : Asami Sakura / Vegan festival) ここでも多くの人が集まっていました。
中身の濃い二日間のイベント、次回は他のテントでの催し物を伝えたいと思います。
南オーストラリア州はフェスティバル州。年間を通してイベントの多い年です。是非、イベントに合わせてアデレードにお越しください。オーストラリアンライフ満喫できること請け合いです!(text Asami Sakura)