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毎年10月末にパリで開かれるチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ」。2017年の今年もパリ市内ポルト・ド・ベルサイユの展示場にて、10月28日から11月1日まで開催中です。2万平方メートルの会場に、世界60カ国から500の参加者、200人のシェフ・パティシエが集まる同イベントの、今年の様子はどうなのでしょうか?
まず目につくのが日系パティスリーおよびメーカーの多さ。じつは2017年のサロン・デュ・ショコラは、日本が招待国として焦点が当てられています。サダハルアオキ、トーキョー・チョコレート、エスコヤマといった常連の他に、「ザ・チョコレート」の売り上げが日本で好評な明治が、大きなブース展開をしています。
その他にも、銀座千疋屋、グリーン・ビーン・トゥ・バー・チョコレートなど多くの日系メーカーが出展しており、何も知らずに会場を訪れると「日本のチョコレート多いな! 」という印象を持つかもしれません。日本のチョコレートや食材を使ったイベントも各種行われています。
毎年会場内で立てられるチョコレート製の巨大オブジェは、今年はヤン・クヴルーのシンボルである巨大キツネが。今、乗りに乗っているパティスリーらしく、存在感を放っています。
パトリック・ロジェ、ピーエル・エルメなどは今年出展していませんが、ジャン・ポール・エヴァン、ユーゴ&ヴィクトール、シャポンなど定番ショコラティエもそろいます。各ブースでは試食も行なっていますし、商品の購入も可能です。フランスを代表するショコラティエが一同に介する本場の味を、堪能しに訪れてみてください。
【データ】
場所:Viparis Porte de Versailles – Pavillon 5 1 place de la Porte de Versailles 75015 Paris
日時:2017年10月28日〜11月1日 10〜19時
最寄り駅:地下鉄12号線、トラムT2/T3Porte de Versailles駅