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香港で最も普及している電子マネーは八達通(Octopus)と言います。日本で言えばSuica、ICOCAみたいなものです。地下鉄のタッチ式ゲートは日本より早く導入されています。1997年から発行され、累計数では香港の人口の4倍以上の延べ3100万枚にも上ります。地下鉄、バス、トラムなどで利用できるほか、9000の企業がオクトパスに参加して、2万店で利用できる非常に利便性の高い電子マネーです。
オクトパスの発行会社は10月18日から第1世代のオクトパスの交換を呼びかけています。交換場所は、地下鉄MTRの各駅にある客務中心(Customer Service)や指定された50のKioskで、無料で行ってくれます。
第1世代は1997年から2003年に発行されたもので、も新しいデザインになっています。世代の見分けかたですが、対象となる番号は「0000001」から「00050000までの番号を所有している人で、カードの角に8ケタの番号があり、その横にカッコと数字がなければ第一世代となります。上記の番号の失効は2018年の1月20日で、このあと対象を広げて2018年4月まで順次交換していきたいそうです。
筆者のオクトパス。右下のグレーの塗りつぶしのところに番号があります。8ケタのみの番号でカッコがなければ、第一世代のオクトパスになります
現在、第1世代はまだ120万枚がまだ流通しています。もし、あなたの持っているオクトパスが第1世代で、失効期間までに香港に来る人は必ず交換してください。