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11月も後半になり、パリは各所が少しずつクリスマスの装いになってきました。この時期に町中で売り出されているのが、クリスマスまでの日数を数えるためのアドベントカレンダーです。アドベントカレンダーには24個の窓が付いており、そこに12月1日から24日まで日付が振ってあります。それぞれの日付に各窓を開け、中に入っているお菓子などを取り出しつつクリスマスを待つというグッズです。
アドベントカレンダーで代表的なものはチョコレート。定番はスーパーマーケットで売られているキンダーチョコレートのカレンダーです。
子どもならキンダーチョコレートで良いけれど、大人はキンダーではちょっと……という場合は、ゴディバのアドベントカレンダーもあります。フランスのショコラトリー、ル・ショコラ・アラン・デュカスもアドベントカレンダーを出しています。これらは、子どもにはもったいないかも。
紅茶もあります。ダマン・フレールが販売するアドベントカレンダーは、それぞれの窓に各フレーバーの紅茶が入っており、毎日1杯のお茶を楽しみながらクリスマスを待てます。お茶とチョコレート、毎日1つずつ開けてもいいですね。
紅茶じゃ物足りないという人には、ビールで数えるアドベントカレンダーなんていかがでしょうか。窓を開けると中から毎日330mlのビールが! 日によって違うビールを1本ずつ楽しんでクリスマスを待つのですが、中にはクリスマスが来るよりも、毎日違うビールが出てくることが続いた方がいい、と思う人もいるかもしれません。
食品以外もあります。ロクシタンのアドベントカレンダーは、それぞれの窓にハンドクリームや石けん、シャンプーなどが入っています。
これらアドベントカレンダーは各専門店の他に、ギャラリー・ラファイエットなど百貨店でもそろいます。アドベントカレンダーは大きいため、日本へ持ち帰るには少しかさばりますが、この時期ならではのグッズですので、お土産候補に入れてみてはいかがでしょうか。