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気温がマイナスの世界に突入したピエモンテ州で、是非食べていただきたい料理。
それは、ズバリ Bagna cauda (バーニャカウダ)!
バーニャカウダにまつわる秘話は、ニュース&レポートをご覧くださいませ。
今回は、バーニャカウダに必須のお野菜について、ご紹介したいと思います。
バーニャカウダにオフィシャルレシピがあるのはご存知ですか?
(次回は、オフィシャルレシピをご紹介しますよー。)
旬野菜が主役のバーニャカウダ。
まずは生野菜から。
ニッツァ産の カルド ゴッボ! これがなくては始まりません。
Topinambur (トピナンブール)菊芋です。これも必須!
(私の大好物な冬野菜のひとつ。お上品に設えてみたりして。)
その他、キャベツ、フィノッキオ(ういきょう)、ペペローニ(パプリカ)、チポロッティ(葉玉ねぎ)、スカローラ(チコリの仲間。葉野菜)
温野菜としては、
茹でたじゃがいも、バルバビエートラ(ビーツ)。
玉ねぎ、パプリカはオーブンで焼き、皮を剥いたものを。
基本的には、その土地で採れた新鮮な野菜を使い、アレンジはシェフの意向によってバラエティーに富みます。新鮮で、色とりどりの野菜をたくさん摂取できるバーニャカウダは、健康を気遣う方にも理想的。地元の赤ワイン バルベーラと共に会話が弾みます。
日本では、バーニャカウダソースに生クリームやバターを大量に入れるお店もあるそうですが、本場のバーニャカウダはヘルシーそのもの。エキストラヴァージン オリーブオイルがメインです。少しこってりしているな。という場合は、ヘーゼルナッツやクルミオイル入りの場合がほとんどです。隠し味として仕上げにできたてのバターをほんの少し入れるお店もあります。
寒い冬には、ピエモンテ州で本場のバーニャカウダを是非ご賞味くださいませ。