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バーニャカウダにつきましては、ニュース&レポートで詳しく解説いたしました。
その中で、昔はオリーブオイルの代わりにヘーゼルナッツやクルミオイルが使われていたこともお伝えしました。
そこで今回は、イタリア料理学会にて登録されているオフィシャルなバーニャカウダレシピをご紹介します。
バーニャカウダに限らず、イタリアに存在する郷土料理を守ろうという意図から、信頼性が高く、伝承するべきと判断されたレシピを登録するシステムがあります。そのイタリア料理学会のオフィシャルなバーニャカウダレシピをアスティ バーニャカウダ実行委員会の一員として日本の皆様にも公開いたします。
Bagna caoda
【材料】12人分
にんにく 12 玉
アンチョビ 600 g
EVオリーブオイル 6 カップ
*EVO(エキストラ ヴァージン オリーブオイル) の実際のレシピ表記では、イタリアらしく?!
ワイングラス 6杯分 とのこと。そして、可能であれば、小カップ1杯分のクルミオイルをプラスする。と記載されています。
【作り方】
1、にんにくは、皮を剥き、薄切りにする。(芽は取り除く。)
2、陶器のお鍋に、にんにくと1カップのオリーブオイルを加え弱火にかける。
(木のスプーンで優しくかき混ぜながら色づかないよう注意する。)
3、アンチョビは、塩、骨を取り除き、赤ワインで洗ったあと、水分をよく拭き取り、2へ加える。(フライにならないように注意する。)
4、残りのオイルを加え、弱火で全体をゆっくりと混ぜ合わせる。(約30分)
(まろやかな仕上がりを好む方は、出来上がりのバーニャカウダに、できたてのバターを極少量加えてもよい。)
5、テッラコッタの専用容器にバーニャカウダを加え、下からキャンドルの炎で温めながら野菜にディップしていただく。
こちらが本家バーニャカウダレシピ。
実際のバーニャカウダレシピは、現代風に、にんにくなしのバーニャカウダやその他いろいろアレンジ可能ですが、こちらがカッコ内に添えた注意事項も加え、オフィシャルなレシピとなっております。
みなさんも寒い冬にはお家でバーニャカウダを作ってみてはいかがでしょうか?