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連日、寒い日が続いていますが、この冬も三月半ばまで、
「第52回 京の冬の旅 非公開文化財特別公開」が行われています。
京の冬の旅では、通常拝観では入れない寺院や、庭園や建築、
襖絵、仏像など、秘められた文化財の数々を、期間限定で目にすることができます。
第52回のテーマは「明治維新150年記念」と「西郷隆盛」。
幕末・明治維新や西郷隆盛ゆかりの寺院など15ヶ所で、通常非公開の文化財を特別公開しています。
京の冬の旅で公開されている、右京区の妙心寺の三門へと向かいました。
寺院入り口には、ありがたい言葉。
「冬ナクバ」
「春ナキニ」
妙心寺は、臨済宗妙心寺派大本山で、46の塔頭寺院をもつ京都最大の禅寺です。
約10万坪の境内に幾つもの塔頭寺院があり、まさしく寺町とも言えます。
この冬、京の冬の旅で特別公開される三門(重文)は、鮮やかな朱塗りの建物で
七堂伽藍を一望する楼上には、観音菩薩像や十六羅漢像が祀られ、
天井には絢爛たる色彩の天女、飛龍や楽器が描かれ圧巻の仏画の世界が広がっています。
三門の内部は撮影禁止ですがボランティアガイドの方がわかりやすく
説明して下さいます。
京の冬の旅、妙心寺・・・・・
三門の上からは、妙心寺の七堂伽藍や広大な境内が一望できます。
《妙心寺 三門》
〇所 京都市右京区花園妙心寺町1
〇アクセス JR山陰本線(嵯峨野線)「花園駅」下車徒歩約5分
〇拝観料 600円
〇開催期間 2018年1月6日(土)~3月18日(日)
〇時間 10:00~16:00