キーワードで検索
サンフランシスコの観光地のひとつとなるフィッシャーマンズワーフからカストロまでを繋ぐ公共交通機関であるFトレイン。路面を走る独特の速度とレトロな車体は、サンフランシスコに来たらぜひ乗ってみたい乗り物です。ユニオンスクエアからケーブルカーに乗ってフィッシャーマンズワーフに着いたら、この路面電車Fトレインに乗ってフェリーターミナルビルディングに行く方法もおすすめですよ!今回は、サンフランシスコの風景に溶け込むこの路面電車の魅力をお伝えします!
Fトレインの乗り方
Fトレインの乗り方はサンフランシスコの公共交通機関となり、バスや地下鉄線となるミュニと全く同じ方法となります。以前ご紹介した「ミュニの乗り方ガイド」の記事を参考にしてくださいね。基本的に「MUNIMoble」というアプリがあれば、支払いも含め簡単に乗り降りが可能ですよ。
Fトレインのコース
Fトレインはフィッシャーマンズワーフからサンフランシスコ湾沿いのエンバカデロ通りをフェリーターミナルまで、そこからサンフランシスコ市内を南北に分けるマーケット通りを最終地点となるカストロまで繋ぐ路面電車です。レトロでカラフルな車体が特徴。エンバカデロ通りにはいくつものピアがあり、歩いて散策するのにも最適の場所ですが、Fトレインを使うことで効率良く移動が可能となります。
フェリーターミナルを過ぎた先のマーケット通りは観光名所であるユニオンスクエアや、ミッションやヘイズバレーに近いGough通りを抜け、カラフルな街並みで知られるカストロまで簡単にアクセスできるルートとなります。まさにサンフランシスコ市内をみて回りたい観光客にぴったりですよ。
*カストロ地区散策については以前ご紹介したこちらの記事を参考にしてください。
Fトレインの中ってこんな感じ
マーケット通りやエンバカデロ通りにあるこのようなMUNIのサインがある停留所で待つとFトレインに乗車ができます。電車が止まったら開いたドアから乗り込み支払いを済ませます。
車内は革張りの椅子があり、こじんまりとしてレトロでかわいらしい雰囲気。窓も手動で開け閉めするタイプとなり、路面電車ならでは独特の音や速すぎない速度でサンフランシスコの街並みを眺めることが可能です。
車内はコンパクトでバスよりやや狭い広さとなります。
降りる際には、壁側にあるこのようなワイヤーを引っ張ると、運転手に下車を知らせることができます。どのドアも自動で開くのでそのまま下車しましょう。
フォロジェニックなヴィンテージカーに注目!
さまざまな色とデザインが特徴となるFトレイン。サンフランシスコ大地震の後の1902年から走り続けるヴィンテージな車体は、約20種類に及びます。サンフランシスコの歴史と共に歩むレトロな路面電車、観光の際は何種類見かけることができるかぜひカウントしてみてくださいね♪
最後に
サンフランシスコの街の風景に欠かせないFトレイン。メイン通りとなるマーケット通り沿いをゆっくりと走る姿は、旅行の際にはぜひとも写真に収めたい被写体となってくれそうです。ケーブルカーに乗った後はぜひ、この路面電車にも乗車してみてくださいね。