• Facebook でシェア
  • X でシェア
  • LINE でシェア

渡島ドライブ~八雲PA / 噴火湾パノラマパークで小休憩(八雲町)

市之宮 直子

市之宮 直子

北海道特派員

更新日
2018年4月1日
公開日
2018年4月1日
AD

札幌より道央自動車道を利用して函館へ。

札幌から約200kmの地点にある八雲町のハイウェイオアシスでもある

「噴火湾パノラマパーク」で小休止をとりました。

(一般道および道央自動車道上下線どちらからもアクセス可)

夏季(2018年は4/24~11/4)には、いろいろなアクティビティができる複合施設で、

バーベキューハウスやパークゴルフ場・ピクニック広場などの施設があります。

"The view from YAKUMO Parking Area of HOKKAIDO EXPRESSWAY"

八雲町の小高い丘にあるこの施設の見どころのひとつは、

噴火湾(内浦湾)とその周りの街並みを一望できる景色!

あいにくこの日は、雲が低くたちこめ、海と雲がほとんどつながった景色です。

それでも噴火"湾"の地形はしっかり見ることができました。

ちなみに丘の上だからでしょうか。

この日、春一番のような強風が吹いていたのですが、

その風の強さをより強く体感。

"Local products shop of Yakumo Town, Oka no Eki"

午後1時頃、気温は約14℃と、最近の北海道にしてはかなり高かったはずですが、

体感温度はあまりに低く、顔が冷たくなってきたので間もなく八雲町情報交流物産館「丘の駅」に退避。

"Yakumo Beef Croquette"

初めて訪れましたが、八雲町のさまざまな地元産品がずらりと並んでいるうえ、

おいしそうなコロッケが…。

「八雲牛入りビーフコロッケ」(¥120)。

地元八雲牛の肉入りコロッケです。

ほんの少しの間ですが、訪れるお客さんは、次から次へとこのコロッケを買っていきます。

残るは4個!

"Milk and Coffee-flavored milk from Motoyama Farm in Yakumo Town"

こちらは八雲町内元山牧場の牛乳とコーヒー牛乳(¥92)。

八雲町は北海道における酪農発祥の地だそうで、元山牧場公式HPによると、

元山牧場は創業100年にもなるそうです。

"Traditional Japanese cracker with starch syrup, Rusk with brown sugar and Dried salmon shavings, as local-food souvenirs of Oshima area in Hokkaido"

さらに気になる地元産品がたくさんあり、いつものことながら目移りします。

昔懐かしい「あめせん」(有限会社松浦商店/2枚入り¥150)、

「黒糖ラスク」(る・ぱん/¥300)、

そして「鮭節ミニパック」(八雲町漁業協同組合/1袋¥110円)。

道東の鮭節はときどき購入しますが、八雲町でも鮭節を作っているのは

初めて知りました。

(今回はバラ売りを購入しましたが、大袋もあります)

松浦商店の"あめせん"の煎餅は、ゴマとピーナツの2種類。

私は子供のころよりゴマ派のため、ゴマあめせんを購入。

そういえば、"あめせん"は南部せんべいが有名ですね。

松浦商店は八雲町の隣町長万部町にあり、創業100年以上だそう。

北海道渡島(おしま)エリアに来ると、本州と地続きではないにもかかわらず、

道央圏ではあまり感じることがない、距離的に近い東北との"つながり"を強く感じます。

あめせんは、久しぶりに食べましたが、歯にくっついてくる水飴の甘さと

ゴマと煎餅の香ばしさが懐かしいおいしさを思いださせてくれました。

黒糖ラスクは、まさにかりんとうのような味ですが、

かりんとうのような油っぽさがなく、サッパリした味と

ラスク独特の歯ごたえがおいしいお菓子でとまらなくなりそうです。

"Sauce for Jingisukan BBQ from Hattori Jozo which is a traditional manufacturer of miso and soy sauce, in Yakumo Town"

そして友人のおすすめお土産。

道産子には欠かせない"ジンギスカンのタレ"です。

八雲町にある服部醸造株式会社製「マルハチ成吉思汗のたれ」(360ml¥260)。

こちらも初めて知りました。

とてもおいしいとの評判。

醸造会社のタレなので、食べるのが楽しみです。

"丘の駅"には服部醸造製、道産のお米のみを使った甘酒

「米麹×黒米 甘酒」(¥398)などもありました。

こちらも興味津々。

さらに札幌に戻ってから調べてみると、服部醸造は1927年創業。

創業の歴史は、北海道開拓時代につながるようです。

我慢しきれず、八雲牛入りビーフコロッケと元山コーヒー牛乳を味見。

コロッケは脂の甘味がじゃがいもと相まってあっという間に食べきりました。

コーヒー牛乳は、甘さ控えめ、コーヒーと牛乳の味がどちらをも引き立て合っている

大人な味のコーヒー牛乳です。

おすすめです。

"Panorama Park which is the facility with a cafe, park golf course, outdoor activity site, etc"

そして「丘の駅」に隣接してある建物「パノラマ館」。

写真はパノラマ館に併設の「パノラマカフェハーベスター」です。

パノラマ館の中には「キッズアリーナ」↑があり、

子供が走り回って遊べる施設になっています。

併設のパノラマカフェでは食事や飲み物を購入・いただくことができるので、

子どもが遊んでいる間、大人はお茶をしながら休憩することもできます。

大きな窓際の席からは、天気が良ければ噴火湾を一望できるパノラマビューが楽しめます。

"Japanese traditional top, and traditional game Fukuwarai, which are set in the Panorama Park Building"

施設内には、なつかしい遊び道具も。

しばし子どもに戻って遊んでみました。

回したコマの模様の見え方も、福笑いの楽しさも、ずっと忘れていた遊びを思い出しました。

"The view of Mt. Komagatake from HOKKAIDO EXPRESSWAY at around Nanae Town"

小腹を満たしたところで再び道央自動車道を一路、函館方面へ。

七飯町に近づくと、駒ヶ岳が見えてきました。

"The view of Mt. Komagatake from HOKKAIDO EXPRESSWAY at around Hokuto City, in December"

この↑写真は12月に撮った駒ヶ岳です。

北斗市よりの道央自動車道から撮った駒ヶ岳ですが、このときもあいにくの曇り空。

実はこの旅の楽しみのひとつは、スッキリ晴れた空のもと、駒ヶ岳を見る

ということだったのですが、さて、今回の旅運は如何に…。

それでも「丘の駅」に立ち寄っただけで

道内老舗店の商品を通して北海道の歴史をわずかに感じ、

北海道命名150年目の2018年にふさわしいドライブ旅になりました。

【噴火湾パノラマパーク】

北海道二海郡八雲町浜松368-8

TEL: 0137-65-6030(噴火湾パノラマパーク管理事務所)

開園時間: 10:00~18:00

閉園日: 月曜(月曜祝日の場合は翌平日が休み)

【八雲町情報交流物産館「丘の駅」】

北海道二海郡八雲町浜松368-8

TEL: 0137-65-6100

営業時間: 10:00~18:00

定休日: 月曜(月曜祝日の場合は翌平日が休み)

アクセス

・札幌より車で約200km(約3.5時間)

・函館より車で約70km(約1.5時間)

・八雲町市街地より約4.5km(約8分)

・道央自動車道「八雲PA」

・国道5号線「噴火湾パノラマパーク」看板より約300m

関連サイト

トップへ戻る

TOP