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春爛漫!ポートランドのフォトジェニックな春の花、撮影スポット

東リカ

東リカ

ポルトガル特派員

更新日
2018年4月5日
公開日
2018年4月5日
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「地球の歩き方」読者の皆様、こんにちは。ポートランド在住の東リカです。

ポートランドもすっかり春。街のあちこちで、美しい花が咲き誇っています。今回は、この時期、ポートランドの美しい花の写真が撮れるスポットを2つご紹介します。

まず1つ目は、ポートランドのウィラメット川の西側(ダウンタウン側)のバーンサイド・ブリッジからスティール・ブリッジまでのエリアに100本以上並ぶという桜並木。

美しい橋、川、満開の桜は実にフォトジェニックです。川の反対岸には、オレゴン・コンベンション・センターのガラスの塔も見えます。

また、バーンサイド・ブリッジの側には有名なホワイトスタッグサインや「オールドタウン」ウォータータワーが あります。桜の時期なら特にインスタ映え抜群のポートランドの記念写真が撮影できますよ!

なお、この橋のすぐ近くには、「日系アメリカ人史跡記念広場公園(ジャパニーズアメリカン・ヒストリカルプラザ;Japanese American Historical Plaza)」があります。このメモリアルパークは、第二次世界大戦中に迫害され、強制収容所に入れられた日系アメリカ人を偲ぶもので、彼らの詩の刻まれた碑石が点在しています。桜の下で彼らのシンプルな英語で綴った詩を読むと、他の季節以上に、当時の日系アメリカ人の切ない想いが胸に迫る気がします。ぜひ、少し時間をかけて詩を読んでみて下さい。

2つ目は、以前ご紹介した「トライオン・クリーク州立公園」のトリリアム(Trillium)。 プロペラのように広がった三枚の緑の葉の真ん中に、白や紫の三枚の花弁(実は萼片)を持つ花が咲く、特徴的な植物です。大きな葉がドレスのようにみえるため「森の貴婦人」ともいわれているそうです。また、和名では、昔、中国で胃腸薬として使われたことから命を延ばす「延齢草(エンレイ草)」というそうです。

初春に見頃を迎えるトリリアム。「トライオン・クリーク州立公園」は、ポートランドのトリリアム群生地として知られており、毎年「トリリアム・フェスティバル」も開催されます。2018年の開催は、4月7日。第38回目を迎えるそうです。

可憐な花を探しながら、ウォーキングするのも気持ちがいいですよ。

ちなみに花言葉は「奥ゆかしい美しさ」。日本人好みかもしれませんね。

Japanese American Historical Plaza (日系アメリカ人史跡記念広場公園)

2 NW Naito Pkwy, Portland, OR 97209, USA

Tryon Creek State Park(トライオン・クリーク・州立公園)

住所:11321 SW Terwilliger Boulevard, Portland, OR 97219

電話:503-636-9886

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