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長年の歴史で初めてピエモンテ州にあるアルバとアスティが協力し、ひとつのイベントを企画、開催しました。テーマは、ずばりドルチェ(スイーツ)!その名は、La Dolce Valle(ラ ドルチェ ヴァッレ)お菓子の渓谷。とでも訳しましょうか。その名の通り、主役は 甘いもの!です。
ピエモンテ州では、名産であるヘーゼルナッツを使ったお菓子が有名です。
Torta di nocciole(ヘーゼルナッツのケーキ)、‟ 醜いけれども美味しい!"というネーミングがイタリア人のセンスを感じる私のお気に入りの小菓子 Brutti ma Buoni(ブルッティ マ ブォーニ)をはじめとし、甘いもの好きにはたまらないドルチェイベントです。
アスティ スプマンテで乾杯!
ASTI (アスティ) と聞き、思いつくのがこの地方で生産される甘口発泡酒ではないでしょうか?実際は甘口だけではなく辛口のアスティ (ASTI SECCO) もありますが、このイベントの趣旨はドルチェのため、今回は甘口ワインがメイン。甘口発泡酒に加え、陰干しして糖度をあげた食後酒には最適のデザートワイン Passito (パッシート) も試飲できるという嬉しい試飲会場も設けられました。
このイベントの親善大使に選ばれました。
第一回は手探りで始まりました。実は、著者である私も計画段階からミーティングに徴収されており、意見をさせていただいておりました。と申しますのも実は、この期待のかかったイベントの親善大使に任命されたからなのです!その理由は、まずは、アスティ在住でありながら昨年は、アルバでトリュフとワインの騎士勲章を受勲したという事もあり、第一回 アルバ、アスティ合同イベントの親善の為、選出してくださったそうです。何より日本とピエモンテ州をつなぐ架け橋になってほしいとのことなのですからそんな光栄なことはありません。
当日は、私のサイズに合わせ、ミラノで製作されたアルバ、アスティを代表するドルチェ トローネ(ヌガー)でできた衣装に身を包みました。アスティにある宮殿での閉会式では、知事やミシュラン星つきシェフ、その他、ピエモンテ州の重鎮に交じり、受賞式のプレゼンターを務めさせて頂くなど大変貴重な体験をさせて頂き感謝しております。皆さま、次のお休みは、美食の宝庫ピエモンテ州へどうぞお越しくださいませ。
【データ】
La Dolce Valle
イタリア政府観光局(ENIT)公式サイト