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ギリシャの首都アテネでは前回ご紹介したパナシナイコ競技場や、世界的に有名なアクロポリスの神殿群の他にも、他に類を見ない観光スポットが沢山あります。
この建物もそのひとつ。かつてドイツ人考古学者ハインリッヒ・シュリーマンが、妻や子供たちと住んでいた家です。トロイアの伝説が実話だと確信して遂にその遺跡を発掘した彼は、ギリシャ人女性と再婚しアテネに居を移したのでした。
現在では「アテネ貨幣博物館」となっており、入場料大人6ユーロ(2018年1月現在)で中に入る事ができます。ギリシャ、ローマなどヨーロッパの貨幣コレクションが中心ながら、日本の小判も数枚ありましたよ!
でも実は私、あまり貨幣に興味はなかったのですが・・・この建物の内装はシュリーマン一家が住んでいた頃とほとんど同じであるとガイドブックで読んだので、がぜん中に入りたくなりました。展示室以外でも、壁や天井や床のモザイクなどが見事です。
場所は国会議事堂のあるシンタグマ広場から徒歩数分、大通りに面していて見つけやすい建物です。パルテノン神殿などとは違いサクッと入れる、ちょっと面白い「アテネ貨幣博物館」でした。
アテネ貨幣博物館(Numismatic Museum, Athens)
住所:Omonoia 12, Athina 106 71, Greece
Tel:+30210-3632057
URL:http://www.nummus.gr/ht/mus_gen_en.htm
開館時間:火~日08:30 – 15:30(月曜休館)