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事実上のラグビー15人制日本代表の「サンウルブズ」が香港で試合

武田 信晃

武田 信晃

香港特派員

更新日
2018年5月6日
公開日
2018年5月6日
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「スーパーラグビー」に参加している日本の「サンウルブズ」が5月19日13:15分から、旺角(Mong Kok)スタジアムで南アフリカのストーマーズと対戦します。サンウルブズは事実上の15人制ラグビーの日本代表ですので、2019年、日本で開催されるラグビーワールドカップに参加する選手を観る事が出来る貴重な機会です。(写真一部提供:Elite Step Asia)

この試合は日本のホームゲームとして戦いますが、なぜ香港なのでしょうか? 香港のラグビー協会は 7人制ラグビーで確固たる力があるほか、Natixis Cupという世界トップチームが戦う試合を毎年2月に開催するなど、アジアの中では力のあるラグビー協会で「ラグビー人気の高い香港でもスーパーラグビーを…」という面があるようです。

3月に開かれたテレビ記者会見のようす

スーパーリーグというのは、ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカ、アルゼンチン、日本の5カ国から全15チームが参加する世界最高峰のラグビーリーグの1つです。毎年2月から7月に開催されるのですが、日本の場合、ラグビーシーズンがほぼ終わり、日本のトップリーグのラグビーチームが参加しても相手にならないのが実情なので、各トップリーグのチームから有力選手を集めて「サンウルブズ」というチームを作って参戦しています。上述でサンウルブズは事実上の日本代表と書いたのはそういう理由です。

2019年の日本のラグビーワールドカップの成功を考えると代表の底上げが必要ですから、スーパーリーグに参加するのは実はとても重要なのです。サンウルブズの監督が日本代表監督と同じジェイミー・ジョセフが担当している事でも分かると思います。主将の流大を中心に、2015年のワールドカップの時の主将であるリーチ・マイケル、松島幸太朗、山田章仁、田中史朗、堀江翔太などのお馴染みのメンバーも多数参戦する予定です。対戦相手のストーマーズの中には、日本代表が2015年のワールドカップに南ア代表に勝った時の試合に出ていた選手が数人いますので、気合が入っているかもしれません。

チケットは、https://www.ticketflap.com/superrugby2018 で購入します。下は100ドルから上はVIP席の738ドルまであります。

スーパーラグビーの試合をみる機会は、そう多くはないですし、なにより実質的な日本代表の試合ですので、見る価値は高いと思います。

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