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タイの首都バンコクは世界都市と言われるほど大都市になりましたが、南国の自然環境を身近に感じられるスポットがあります。今回は、バンコクの経済と観光の中心地、シーロムエリアに位置する、「ルンピニー公園」と「スネーク・ファーム」をご紹介したいと思います。ルンピニー公園内は大変広いですが、両スポット共に、地下鉄シーロム駅からアクセスしやすい場所に位置しています。また、特に、爬虫類が好きな人にお薦めです。
迫力満点のミズオオトカゲと可愛いリスのいる!ルンピニー公園(Lumphini Park)
ルンピニー公園は、駅近でありながら、約57万㎡もの広大な敷地を有し、バンコクで最初に国民に開放された自然豊かな公共公園です。
園内には、早朝から夕方まで、昼寝やおしゃべり、約2.5㎞の道のりでの散歩やジョギング、サイクリング(10:00~15:00のみ)、白鳥ボート乗船(30分40バーツ=約136円)、動植物の観察等を楽しむ人で賑わっています。タイミングによっては、水辺周辺にいる迫力満点のミズオオトカゲや、電線の上を走っている見た目かわいいリスにも出会えます。周辺には高層ビルが建ち並んでいますが、広大な自然環境があるため、30種類以上の野鳥が生息するとも言われており、マイナスイオンをも感じられるスポットです。
バンコクの身近な自然環境や公園、タイ人の日常、散歩やジョギングに興味をお持ちの方は、是非訪問してみてはいかがでしょうか。
ルンピニー公園への行き方
住所:192 Wireless Rd., Khwaeng Lumphini, Khet Pathum Wan, Bangkok, 10330
アクセス:地下鉄(MRT)シーロム(Si Lom)駅1番出口から徒歩30秒程度。または地下鉄(MRT)ルンピニー(Lumphini)駅、BTSサラデーン(Sala Daeng)駅から徒歩約5分。
開園時間:4時半~21時
入場料:無料
禁止事項:園内での喫煙(罰金は2,000バーツ=約6,800円)と犬の入園
蛇を首に巻ける!スネーク・ファーム(Snake Farm/Queen Saovabha Memorial Institute、The Thai Red Cross Society)
スネーク・ファームは、毒蛇の研究に重きを置くサオワパー王妃記念研究所が、1923年、観光客らへ教育の場として開放した施設です。ブラジルのサンパウロの施設に続くスネーク・ファームと言われ、国内外から、毎年40,000人以上の観光客が訪れるほどです。
私の暮らすアパートの敷地内では、一度しか、蛇を目にしたことがありませんが、タイには200種前後の蛇が生息しているそうで、バンコク中心街から少し離れると、トイレから蛇が出てきたことがニュースになったこともあります。また、毒蛇で命を落とす人もいる生活環境であることもあり、蛇の研究が熱心に行われているようです。
スネーク・ファームには、屋内と屋外施設があります。その他、平日14時半からと、土日、祝日の11時からは、蛇のショーが見られます。説明はタイ語及び英語ですが言葉が分からなくても、蛇が怖い人でも楽しめそうな内容だと感じます。また、ショーの最後には、希望者は、蛇を首に巻いての記念撮影もできます。南国の思い出に体験してみてはいかがでしょうか。
スネーク・ファームへ行く場合は、このショーを合わせて見られることを強くお薦めします。早めに座って座席を確保することをお薦めします。
スネーク・ファームへの行き方住所:1871 Terdprakiat Bld., Henry Dunant Rd., Patumwan, Bangkok, 10330
アクセス:地下鉄(MRT)シーロム(Si Lom)駅2番出口、またはBTSサラデーン(Sala Daeng)駅5番出口から徒歩10分程度。Queen Saovabha Memorial Institute、The Thai Red Cross Society(サオワパー王妃記念研究所、タイ赤十字社)の看板が目印。
営業時間:月曜日~金曜日9時30分〜15時30分 土日祝9時30分〜12時頃(ショーの開催時間:平日11時~蛇の対処方法について、14時30分~蛇のショーと写真撮影、土日祝11時~蛇のショーと写真撮影)
入場料:大人200バーツ(=日本円約680円)、子ども50バーツ(=日本円約170円)
ホームページ http://www.saovabha.com/en/default.asp
※文中の日本円表記は、1バーツ≒約3.4円で計算(2018年6月現在)