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ブラジル人にとってのサッカー

Harumi

Harumi

アメリカ・フロリダ州特派員

更新日
2018年6月23日
公開日
2018年6月23日
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Olá! Tudo bem? Harumiです。

ワールドカップ2018年ロシア大会、観戦していますか??

日本時間だと放送が夜なので観ようと思うと寝不足になりそうですね。

ブラジルでの放送は昼間で、ブラジルのNHKのような存在のグローボがインターネットで全試合を配信しているので私も家に居る時は基本的に常にテレビに試合を写しています。

ブラジルは現在大統領選や、その他不安定な政治状態のせいで「サッカーどころじゃない」という国民も多くいます。

そもそもブラジル人だからと言って皆んなが皆んなサッカー好きというわけではなく、「嫌い」という人も珍しくありません。

フェイスブックなどのSNSでも「国民の皆んな!目を覚ませ!今はサッカーを観戦している時じゃない!ブラジルにはサッカーじゃなくて国民の健康、交通機関、教育、そういうものが必要なんだ!」と訴えている人もチラホラ見かけます。

でもこれは今に始まったことではなく、少なくとも2年前のリオデジャネイロオリンピックの時も開催前は荒れに荒れていました。

ところがいざ大会が始まってみると「ブラジル頑張れ!」モードの方が強かったように感じます。

ブラジルと言えばサッカー、というイメージは強いと思いますが実際にブラジル人にとってサッカーはとても大切なもので、ワールドカップのブラジルの試合の時は仕事や学校、お店などを一旦閉めて皆んなで観戦する、というのがごくごく普通です。

場合によっては試合が終わった後も、特にブラジルが勝利した後はその余韻で学校の授業が急遽キャンセルになるようなことも珍しくありません。

有名な選手の中にはファベーラと呼ばれるスラム街出身の方も多く、サッカーはつまりブラジル人にとっての夢なんです。

前回のブラジル大会が悲しい結果に終わって、正直言ってこの話題は誰も口に出そうとはしませんが、今回の大会がどうなるのか、、今後の行方が気になります。

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