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モスクワで行われた2018年ロシア大会の決勝戦で、サッカー・フランス代表がクロアチア代表を4-2で破り、20年ぶりに優勝しました。フランスが自国開催をした1998年以来、フランス代表は20年ぶりにトロフィーを手にしたことになります。
決勝戦が行われた7月15日は、エッフェル塔前のシャン・ド・マルス公園にファンゾーン(パブリックビューイング)が設けられました。優勝決定後は続々と人がシャンゼリゼ通りに集まり出し大変なにぎわいに。歓喜に沸きました。
試合中からシャンゼリゼ通りでは、発炎筒がたかれ爆竹が大きな音を立てて炸裂。それは終了時刻が近づくにつれて、頻度も高くなっていきました。そして試合終了前後から、ファンが持ち込んだ花火が至るところで打ち上げられ、大きな音を立てました。
試合終了後は、シャンゼリゼ通りの人の密度もどんどん高くなっていきます。パリ市内各所から集まってきたファンの群衆は、コンコルド広場から凱旋門方面へ、シャンゼリゼ通りを遡上していきました。
フランスの勝利が決まり、歓喜したファンがバス停の上やキオスクの屋根に登ります。屋根を揺すりながら盛り上がるため、今にも壊れそう……。キオスクに至っては、天井が壊れてしまったものもありました。
今夜15日は、フランス中のサッカーファンが夜通し盛り上がり、時に暴徒化します。このタイミングでパリにいる人は、人混みはさけて安全には十分に気をつけてください。ただし貴重な機会ですので、20年ぶりの優勝に沸く空気を、少しでも感じてみるのも良いと思います。