キーワードで検索
タイ北部の麺料理であるタイ・カレーヌードル/カレーラーメン「カオソーイ(タイ語表記::ข้าวซอย)」はご存知でしょうか。ミャンマーを起源とし、古都ルアンパバーンのあるラオス北部やチェンマイのあるタイ北部へ広がったと言われる麺料理です。ラオス風のカオソーイでは幅広のライスヌードルが使われるのに対し、タイ風のカオソーイでは卵麺が使われる等の違いがあります。
そして、タイ風のカオソーイでは、世界的にも有名になったマッサマンカレー(タイ語:ゲーン・マッサマン)、またはそれに似た味わいのスープの中に麺とお肉等が入っています。揚げた麺も乗っていますが、お店によって、それぞれの麺の形状は異なります。お好みで、酢漬けのキャベツ、エシャロット、ライム汁をかけていただきます。最近は、このようなタイ風のカオソーイは、タイ北部のみならず、タイ中部のバンコク都内でも食べられるお店がたくさんあります。
食べ物の好みは人それぞれですが、カオソーイに興味を持たれた方は、今回、以下のポイントで選んだ、私がご紹介するお店で召し上がってみてはいかがでしょうか。
・スープの味に癖がなく、美味しい。
・汁が冷たすぎず、程よい温かさがちゃんとある。
・値段が高すぎない。
・辛すぎない。(辛い料理が苦手であれば「辛くしないで(=マイ(アオ)ペット)」や「辛さ控えめにして(=ペット ニッ(ト)ノイ)」と言えば良いのですが、最初は、どの程度の辛さの料理が出てくるか、分かりにくいので、何も言わずにオーダーして、「辛い~」とは感じなかったお店を選びました)
・エアコン完備で、清潔感がある。
・「カオソーイ」以外のお楽しみもある。
「Pak Bakery(パック・ベーカリー、タイ語表記:ภัค เบเกอรี่)」
口コミで、「カオソーイがおいしい」と評判のお店「Pak Bakery(パック・ベーカリー)」です。私が今まで食べてきた鶏肉(ガイ)入のカオソーイの中で、鶏肉のボリューム感が一番嬉しいお店です。スープの味も癖がなく、大変おいしいです。鶏肉の代わりに牛肉を選ぶこともできますが、タイは鶏肉がおいしいので、鶏肉をお薦めします。最近は、カオソーイ(鶏肉入100バーツ=約339円/牛肉入120バーツ=約406円)とフィッシュケーキ(タイ風さつま揚げ、タイ語:トートマン)とフルーツジュース、シェイク、タイティー等のドリンクの3点を組み合わせたランチセット(250バーツ=約847円)もあります。お昼に、たくさん召し上がりたい人にはお薦めのセットでしょう。
「Pak Bakery」への行き方
行き方:BTSアソーク駅から徒歩約10~15分
住所:96/8-9 Sukhumvit 23 (Prasarnmit) Rd., Klongtoeynua, Wattana, Bangkok, 10110, Thailand.
営業時間:7時~21時(※20時を過ぎると、入店を断られることがあるようです)
http://www.pakcatering.com
フードコート「My Kitchen(マイキッチン)」@SIAM DISCOVERY(サイアム・ディスカバリー)4F
続いてご紹介したいのが、2016年5月にリニューアルオープンした「サイアム・ディスカバリー」4Fのフードコート「My Kitchen」内に入っている店舗「Cafe Chilli」が提供する「カオソーイ」です(150バーツ=約508円)。
なお、サイアムディスカバリーのフードコート「My Kitchen」では、異なるジャンルの人気の6店舗(Brix Dessert Bar、Cafe Chilli、Kuppadeli、Man Fu Yuan、Everyday Thai、YUZU)のメニューを同時に楽しむこともできます。窓際にあるスタイリッシュな席に座ると、緑の風景を見ながらの食事ができます。天井には自分の姿が映るスポットもあります。また、カオソーイ以外に、タイ料理で有名なガパオライスや、タイ東北地方の郷土料理の人気メニュー(ソムタム、カオニャオ、コームーヤーン等のセットメニュー)等もあり、盛り付けも美しく、インスタ映えのするような写真も多様に撮れるのではないかと感じます。
行き方:BTSサイアム駅下車徒歩約5分。「サイアム・パラゴン」脇の「サイアム・センター」を通り抜けると「サイアム・ディスカバリー」に着きます。「サイアム・ディスカバリー」と「サイアム・センター」は館内の通路がつながっているので、「サイアム・センター」内の通路を通って行くこともできます。
住所:Siam Discovery 4th floor, 989, Rama I Rd, Khwaeng Pathum Wan, Khet Pathum Wan, Bangkok, 10330, Thailand.
営業時間:10時~22時
※「My Kitchen」は、他のフードコートとは異なり、注文は、各テーブルに設置されているタブレットで行うシステムになっています。食券等を購入する必要はありません。支払いはカードでも現金でも可能です。
http://www.siamdiscovery.co.th/